こんにちは、いじめの仕返しについてです。 よく、｢いじめの仕返しをするのはいじめた相手と同レベルに成り下がる｣という阿呆がいますが、 自分はそれに納得で

「同レベル」について、もう一言。

私がやった復讐は、裁判です。
17歳～18歳にかけて虐められ、在学中から裁判で争うことを望みましたが、親に止められました。
「裁判」と聞いてビビったみたいで。
自分一人で弁護士事務所まで行って、話を聞いてもらって頑張ったのに悔しかったです。
「示談書を作りましょう」と言われましたが、それでは復讐にならないので断りました。
そんなぬるいことでは気持ちが晴れない。
二十歳の誕生日に同じ弁護士さんを訪ね、訴えたい意思を伝えました。
弁護士さんは「覚悟はいいですね?」と何度も確認した上で味方になってくれました。
「相手は私が親に丸め込まれてこの騒動は終わった」ぐらいに思ってたから訴状が届いたときはパニックだったようで実家に電話が何度もかかってきたそうです。
それも弁護士さんがやめさせてくれました。
裁判中、嫌がらせのような主張もされたけど、負けませんでした。

私は、あの経験のおかげで強くなれたと思います。
親との信頼関係は一時期失われましたが、私が闘う姿を見て親も味方になってくれるようになりました。
頑張って良かったです。

「復讐したら同レベルになるよ」と言いますが、いじめの被害者の復讐ってたいていの場合合法的な手段によることが多いと思います。
それは、被害者は加害者のように「自己満で他人を不幸にしたい」というゆがんだ人間性の持ち主ではないからです。
そういう合法的な手段があるにもかかわらず、十把一絡げに「復讐はよくない」「同レベルになる」と言ってのける人は、ただのことなかれ主義だと思います。

違法行為、それも犯罪であるいじめと合法的な復讐が「同レベル」なわけがありません。
「『自分の快楽のため』という短絡的ないじめ」と、苦しめられた挙句の果てに考え抜いて仕掛ける復讐が「同レベル」なわけがないんです。

裁判になったとたん、加害者の取り巻きが一斉に私に謝罪してきました。
弁護士同伴でその人たちと会い、一人一人ときちんと話し和解しました。
和解後、その人たちは「自分たちは関係ない」と言いふらしまくりました。
そのせいで加害者が訴えられていること、加害者がしたことが地元で知れ渡りました。
勝手に噂に尾ひれもつきました。
この件に関しては私の復讐の副産物ですが加害者の自業自得です。
私は裁判で自分がされたことをすべて明らかにしただけです。