老害多過ぎませんか？ 若い子の方がまともな人多い気がする。 もちろん若くても害ある人はいるし、 お年寄りでも素敵な人がいる事は分かりますが、 感覚的には

基本的に人間は歳を取ると自己中心的になる。
これは脳の萎縮による退化(幼児化)が原因であったり、壮年期の様に身体が自由に動かせなくなる事からのストレスであったりする。
また、長い人生を生きてきた矜恃がそうさせる人も少なくない。

老人とは本来そういうもの。

昔は年配者や老人は大切にされていた。
長く生きてきた知識は重宝されていたし、若者や子供達はそんな老人を慕っていた。
それがネットの登場により世界は変わってしまった。

老人達の知識はスマホよって無用なものになり、若者達は老人を慕うことが無くなった。
それが老人を労る心を無くし、社会的に嫌悪する風潮が生まれた。

昔の人達から見ると、今の「老害」という言葉を使う若者達はとんだ大バカ者だと激昂するだろう。

「老害」という言葉はいつから出来たのか？
昔からあった言葉か？

それを知れば若者達は自分達の愚行に気付くことが出来るだろう。
何故なら、今の若者達が作った「老害」という言葉のお陰で、自分達が老人になった時にどんな目に合うのか、身に染みて理解させられる事になるだろうから。

いつの世も言葉とは一人歩きするものだ。
老人が世間に迷惑を掛ける事が「老害」のままではいられない。
そのうち老人である事自体が「老害」と呼ばれる時代になるだろう。

何も悪い事をしていなくても、ただ動きが遅いだけで周りの若者達から「老害」と連呼される…。
そんな風潮を作った今の若者達は、将来その多大なるツケを払わされる事になるだろう。