死に対する恐怖 悲しみ1

私は4年程前から、実家から離れ別の県に移り、一人暮らしをしてます。
2時間もあれば、帰れる距離ですので、時間を見ては、2ヶ月に一度程は 実家の様子を見に帰ったりしておりました。
帰る度に、飼っていた猫ちゃんに構ったりするのが、好きでした。
室内飼いの猫ちゃんも、外飼いの猫ちゃんもおります。
一人暮らしのマンションでも、実家から連れてきた猫ちゃんと、こちらで、ご縁あって出会った猫ちゃんの2匹と一緒に暮らしてます。
一昨日の夜、実家の母から電話がありました。
外で飼っていた猫ちゃん
(くろすけ と呼んでおりました)
くろすけ が、夕方 母が買い物から帰ってくると、死んでいた。と 言っておりました。
くろすけ は、5～6年程前に、私がまだ実家にいた頃、家の真ん前に、ぼろぼろの段ボールにガリガリになって 捨てられておりました。
私の実家は、冬になると雪が降るような場所です。そんな真冬の雪が降り積もる 寒い日に、子猫でもない 成猫であるにも関わらず、皮と骨だけの
真っ黒い猫ちゃんが、私の家の真ん前におりました。立つのも やっとといわんばかりに、ふらふら。私達は、室内で 猫を数匹飼っておりましたので、誰かしらが、この猫ちゃんを飼っていたのにも関わらず、ご飯をあげず、放置したあげくに、私達の家の前に捨てたのだと、わかりました。母も私も、見捨てる事が出来ないのです。
何とも言えない、悲しみが こみ上げておりました。
その日から とにかく、元気な状態にだけでも、戻してあげたい と 、その一心で私達は、栄養のある缶詰めを探してきたり、動物病院から薬を頂いてきたりと、様子を見ながら、、。今まで、室内飼いしか経験のない、私達は 何とかお家の中でと思い、何度も何度も試みてみましたが、室内は、とにかく、嫌い、猫の居ない私の部屋でさえも、怖がりました。この子が、どうしてここまで室内に対して、怯えるのか 、この子に一体何があったのか 、分かりませんでした。
きっと、室外では いつか居なくなってしまうのだろう。それでも、私達の側に来てくれる日まで元気になるまで、精一杯 一緒にいてあげよう。そう思いました。2ヶ月もしないうちに、最初の頃が嘘だったかのように、見違えるように 元気になりました。可愛い、とても優しさのあるオスの黒猫ちゃんでした。まんまるで、ふっくらした たくましい猫ちゃん。オスなのに、とても温厚で人懐っこく、この子は、私達の側から去って行く事も なく、私達と過ごすようになりました。
そして、知らず知らずのうちに、私が くろすけ と
名を付け、そう呼ぶようになっておりました。

自然があり、静かな地域、畑や田んぼが沢山あるようなそんな場所です。都会であれば、きっと室外飼いは、難しかったでしょう。
車もほとんど通らないような 場所。
くろすけ と一緒に過ごすようになって、室内で飼っていたある猫ちゃん2匹が、外に出るようになり、ある日をきっかけに、この子達も、くろすけと一緒に過ごすようになりました。
お家には、入らず 何処へ行くにも、くろすけ と一緒。何かが、そう導いたのかな、、。
そんな風に、私には感じました。



書ききれないので、2枚目に続きます。


15/04/14 12:13 追記
続きですが、
投稿欄を間違えてしまい、
ｰその他の悩みｰの欄に、記入してしまいました。
すみません。
死に対する恐怖、悲しみ2として、投稿しております。

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