これは実際、私が経験した事です。

5年ぐらい前、友人に飲み会に誘われ参加しました(合コンではない)
知っている人がほとんどでしたが、中には友人の友人で初見の人も何人かいました。
そのうちの一人にとても美人な女性がいました。
芸能人に例えるならば橋本環奈ですかね。
顔立ちがとてもよく、長髪の黒髪で清楚な感じの女性です。
仮にその女性をカンナちゃんとしましょうか。

私以外はカンナちゃん(仮名)を知っていたのですが、はたから見ても分かるぐらい男性陣がもうカンナちゃんメロメロでした。
「上司の接待か！」と思うほど気を使う気を使う。
飲み物がなくなりそうだと何がいい？とか、食べ物きたら、真っ先にカンナちゃんの分を、しかもいい部分を取り分けるとか。

他の女性陣は私を含めほったらかし（笑）

挙げ句の果てにはカンナちゃんの誕生日ではないのに、飲み会の終盤にはちょっとした可愛らしいプレゼントをカンナちゃんにあげていました。
もちろん私を含め他の女性陣にはないですよ（笑）

「これが美人の力か！」となんだか関心した覚えがあります。

そして同時に、実は少し気分を害しました。
そりゃそうですよね、あからさまに差別されているのですから。
チヤホヤされたかった訳ではないのですが、みんな楽しく飲みましょうという席で、なんでこんな差を付けられなきゃいけないのか？
合コンならまだしも、ただの飲み会で。

他の女性陣もその対応の差に気分を害しており、陰でカンナちゃんの悪口が始まりました。(美人だからといって調子に乗りすぎ！みたいな)

でも、よくよく考えたらカンナちゃんは悪くないんですよね。(むしろ恐縮している)
悪いのはチヤホヤして差を付け、他の女性陣が気分を害している事に気付かない無神経な男性陣。
私はカンナちゃんがかわいそうに思い、男性陣に腹が立ちました。
アプローチなら他でやれよ！と思いましたね。

結局カンナちゃんは女性陣からの嫉妬にあい、その後の飲み会には来なくなりました。
私も男女それぞれの嫌な部分を見てしまい、今ではその友人達とも疎遠にしています。