大人になると、ある一定年齢から、親のせい ではなくて、自分に責任が降り掛かってくるのって、ズルくないですか？ 二十代の頃に、親にされた事が嫌だったので、未

えー、なに言ってるんですか、主様。客観的にみて虐待やDVをされたんなら、年齢なんか関係ないですよ。

幾つになっても、虐待は虐待ですよ。「児童」がつくかつかないかだけの違いです。そして虐待とかDVは、どう考えてもやった相手が悪いわけです。

「自分たちが虐待したくせに、偉そうにしてるんじゃない！　加害者のくせになにを偉そうにしてるの？　ましてやそれを被害者の私のせいにするなんて、頭おかしいんじゃないの？」

まあ、これくらいのことは言ってやっても、いいんじゃないの？

ただまあ、問題は、客観的にみて虐待やDVといえるほとの状況ではなかった場合ですね。そういう場合は、こんな感じはいかがでしょうか。

「自分たちが私にひどいことをして、私の心を傷つけたくせに、それを認めもしないで、無理やり全部私が悪いって風に話をもっていくのはやめてくれない？　お父さんとお母さんは加害者で、私は被害者なんだからねー。え、それも認めたくないって？　私がその当時２０代だったからって、それがなに？　２０代だったら、心が傷つかないとか思ってるわけ？　それってごまかしだよね！」

まあ、ようするに、年齢に関係なく、ひどいことをした人たちと、された人たちがいたら、ひどいことをした人たちは加害者で、ひどいことをされたひとは被害者だということです。

主様が当時いくつであっても、本当に親御さんがひどいことをしたのなら、それは親御さんが悪いわけです。そしてそれは、どう考えても、主様の責任ではありません。年齢うんぬんの話は、ただのごまかしです。