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変わらないと思ってたんだ。小学校4年生のとき、私はある男の子に恋をした。…

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匿名さん
18/11/18 18:24(更新日時)

変わらないと思ってたんだ。

小学校4年生のとき、私はある男の子に恋をした。同じクラス、同じ部活、同じくらいの成績、。必然的に仲良くなった。休み時間話したり、テストの点数で勝負したり、部活のプレイで勝負したり。ただ、ただ、楽しかった。
私が恋心に気づいたのは、ふとした瞬間だった。彼が隣の席の女の子と仲良く喋ってるのを見たとき、心の中がモヤっとした。ああ、私が彼のことが好きなんだ。少女マンガが好きな私はすぐにこの気持ちが「嫉妬」だと、幼いながらに気づいた。そして、彼に恋していることも。
想いは募るばかり。
その年のバレンタイン、勇気を出して放課後呼び出した。「バレンタインやろ」渡す前に言われてドキドキしたのを覚えている。「一個余ったからあげる」そんなことないのに、ちゃんと用意したのに、ほんの少しの勇気が出なくて、気持ちを伝える事が出来なかった。ホワイトデーは返ってこなかった。
翌年、クラスが離れてしまった。部活で喋っていたけど、なにも進展はなかった。バレンタイン、用意したけど渡せなかった。
そのまた翌年。6年生なった。今年もクラスが違うかった。この年、部活の男女が仲良くなって遊ぶようになった。罰ゲームで恋人繋ぎした。冷やかすみんなをよそに、彼は「やるぞ」と言って、手を出した。その日二人で夕焼けを見ながら話した。この日のことは忘れない。ハロウィンパーティを部活の男女でやった。ゲームの鬼が彼だと気づいたのは私だけだった。勇気を振り絞って、「私のことどう思ってる？」「どう答えたらいいかわからない」関係が変わらない。
中学生になった。部活は同じだが、男女別になった。そのかわり塾が一緒になった。何回か2人で帰った。この瞬間が続けばいいのに。冬休み、転校した部活仲間が帰ってくるので彼含む男女7人でユニバに行った。クリスマスツリーを「綺麗だね」と言いながら乗り物に乗った。まともに喋ったのはこの日が最後かもしれない。
中学2年生になった。クラスも別。私の方が背が高かったのにいつのまにか抜かされていた。声変わりして、私の知ってる声じゃなくなっていた。眼鏡だった彼が、コンタクトになっていた。彼の方が断然賢くなっていた。変わらない、離れないと思っていたのに。彼に一番近い女の子だと思ってたのに。いまでは、目を合わすのも難しい。もう、この気持ちを誰かに相談することもなくなった。いっそのこと、嫌いになればいいと思った。でも、ここには書ききれないぐらいの思い出があって。忘れようとしても無理だった。同じ部活でいれるのもあと1年もない。同じ学校なのも、あと一年半。
どうしたらいいんだろう。君の声を聞きたい。君と話したい。君に触れたい。
止まらない想い。私がこの恋に終止符を打つにはどうしたらいいでしょうか？
長文失礼しました。