職場での教育について。 先輩と上司は違うと思うのですが、皆さんはどう思われますか？ 因みに私は先輩の立場です。 先輩は後輩に対して教えたりアドバイスを

すごいですね。あなたはいろいろ考えていて。正直、部下に欲しいです。

そして、あなたが出された意見は、まさに私が勤める会社でも同じように問題があると考えていて、何かをしていこうとしていたところでした。


私は、上司の立場にあたる者です。


あなたのご意見をお伺いして、至極当然だなと思いました。ぶっちゃけ私も、どちらかというと、あなたと同じように考える方だからです。まぁ私の上司となると、職場が工場なので、工場長か、経営陣ですけど。


私が思っているのは、人を育て、教育するという部分が、今の経営陣自体にほとんど感じられないため、部署で教育すべき上司自体が、部下の教育の仕方や、コミュニケーションの取り方を教えられていないため、そういう部分が、部下達に放置されているという点です。

これは、そもそも会社の実質的な仕事の運営のほとんどを下の人間が回しているのにも関わらず、その重要性が本当の意味で分かっていないのではないかとも思っています。


教育というと、けっこう大きな範囲で捉えられるものだと思いますが、ある仕事の方法の指導やアドバイスも、教育のうちだと思います。もっと言うと、その部署の上司が、先輩が後輩へどうやって教えるのか、どの範囲までを教えるというのも教育だと思います。

私が思うに、今のあなたにできて、且つすべきなのは、後輩に対して、どうやって、どの範囲まで教えるべきなのかを一度自分で考えた上で、上司の方に自分の意見を織り混ぜながら相談して、上司の方の意向を確認し、それに沿って教える、ということだと思います。


昨今の人手不足の状況の中では、人は人材であり、まさに『人財』(じんざい)で、いくら端末や技術が発達しても、会社をどうやって発展させ、利益を生む体質にするかを考えるのは人間なんです。

これは非常に大事だと思っていますが、そこまで考えられずに、自分自身の日々の仕事の処理に追われていて、自分はこの立場だからここまでと、自分で線を引いてしまっている人も多いのが現状だと思います。

ですがとりあえず、あなたにできる範囲のことを地道に繰り返しつつ、できるだけ上司の方や周りの方々を巻き込んで、皆で教育していく、それにはどうしたらいいかを皆で考え続けることが重要だと思います。


私は、後輩にいろんな話をしますよ。
それこそ『仕事をするとは？』というところもね。