お恥ずかしい話ですが、私は10代後半から20代半ばにかけていわゆる腐女子でした。 しかし、ネット上で「人生で一度でも腐っていたことのある人間は以下の理由で信用

＞ネット上で「人生で一度でも腐っていたことのある人間は以下の理由で信用ならない」という書き込みを見て凹み

これ↑多分誰が書いてたのか知らないけど個人の勝手な的はずれな決めつけで、どっちかというと逆だと思うよ？

どっちかというと元々は…

「人生で一度も失敗した経験がない人は（＝人生で一度も挫折や苦悩や辛苦や恥辱を味わった事がない人）は信用ならない（または安心できない）」と言われてたもので…

こっちはず〜っと昔っから言われ続けてきた言葉だったりするのよね。

物事の捉え方のスタンスが真逆ですよね。

人生って良く言われるように山あり谷ありで…

山しかまだ経験してない人、つまり谷をまだ味わった事もない知らない人って…谷もこれからいずれは大なり小なり経験する事になるもので…

つまりまだ経験してない味わってもないって事は…そうなった時「その時その人はどうなるか」はわかったものではないわけ。

”腐ってた時期”っていうのはいわば「谷を味わってた時期」それと同じでは？

少なくとも腐った時期、苦しい時期や辛い嫌な時期を味わって、今はそこからまあなんとなくなのか一生懸命なのかで抜け出して立ち上がってまた歩き出してるものだったなら…

そりゃそっちの方が人として安心できるでしょ…

もちろんそれはあくまで「人」を見る時の話で、
例えば商売やビジネスの世界の話だと、そっちの理屈だと「勝ち癖」がついてる方が良いという考えもあるので、「人としてどうか」というのとは違う判断がある場合ももちろんあるだろうけどね。

シンプルに人をどう見るか…だけの話だとすれば、そもそも「腐ってた事がある人は信用できない」はたぶん…どっちかというと人の価値や「信用できるか」という部分ではもしかすれば見誤っちゃうんじゃないかな…って思うけどね。

他の言葉に変えるなら…「痛みがどんなか知らない人」に自分を殴ってもいい役をやらせて…それで安心できるのか？という話だもん。