「美人薄命」とかいうことわざ無くしてほしいんですが、信じてますか？美人は不幸だっていうことことわざでありますが、美人はブスに比べて幸せだと思うし、全然不幸なんか

まず古事成語って中国の古い書物がもとになっている言葉のことを言うのであって
世間一般の統計をとった論文でもなんでもないの。そして主はこの故事のもとの意味を理解していない。
美人薄命、元は佳人薄命だけど蘇 軾の詩から来てる。佳人薄命においての「薄命」は「幸せな人生を送れない」ということ。それは「幸せな死を遂げられない」というのとほぼ同義。世界三大美女はみんな不幸な終わり方してるよね。その不幸は不美人のいう「ブス故の差別や粗暴な扱われ方」などと比べてのものでは無い。
美人とブスに幸せ度アンケートとって比べたようなもんじゃなく、「男を狂わせるタイプの」美人がたいてい不幸な死に方したり周りから男を拐かしたと責められたりというある種別次元の苦しみをいってるのだろう。

そしてこの古事が世間一般のブスと美人どっちが不幸かということに触れてないからといって、美人に不幸がないという証明にもならない。
そりゃ主の言う「ブス特有の不幸」は美人は見舞われないかもしれない。そういった意味では美人は得と言える。あくまで不美人側の視点では。でも美人特有の不幸は確実に存在するし見舞われる人は見舞われる。でブスはこの「美人特有の不幸」には見舞われない。
幸せも不幸も他者との相対基準で測るものではないということだね。