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小学校低学年の頃にあったことです。 道徳の授業で綺麗事を繰り返している先生。 …
小学校低学年の頃にあったことです。
道徳の授業で綺麗事を繰り返している先生。
ある日の授業のこと。
いつも通り綺麗事が繰り返される中、大きな縦揺れで始まる地震がありました。
その先生は「自分だけ」机の下に「真っ先に」隠れました。
あれから、「社会的に強い人」とか「平時だから美しい人」とかを、素直に信じられなくなりました。
どうすれば、あの嫌な思い出を「良い方向に」活かせますか?
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人間は綺麗な生き物ではないですが、綺麗であろうとする事に意味があります。
みんなが綺麗でいる事をほんとうに諦めてしまえば、たちまち黒い方へ黒い方へと転がっていきます。
道徳観念はブレーキです。その先生は滑稽だったかもしれませんが、地震のニュースの中にも、命がけで助けようとした事例は数えきれません。なのに主さんも、やっぱり目の前の黒い方にばかり目を奪われているでしょう?人間は本来マイナス思考なんです。自分で綺麗でいようとしていなければ、いつでも黒くなれる生き物です。
ハリーポッターの組み分け帽子のエピソードにありますが、正義でありたいと思うからこそ正義の素質があるんですよね。
道徳を綺麗事と思ってしまうのは主さんが頭の良い証拠。
いつか1周回って、偽善も善のうちと思える時がきます。また反対に、偽善が回りまわって悪になる瞬間には異論を唱えるだけの頭もありそうです。
たくさん経験して色んな角度から見れるようになりそうですね。
先生の滑稽さを本気で克服したいのであれば、地震の時に命をかけた人達のエピソードを調べてみましょう。
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