私はアルコール依存症の者です。

もう飲まずに8年が経ちます。

あなたは、大酒飲みのアルコール依存症者とは違うかもしれませんが、アルコールに問題があるのは確実だと思います。

あなたが考えている通り、アルコールの問題は、飲まない生き方をすることだと思います。

しかし、それが困難な病気だと言わざるおえません。

例えアルコール専門外来に入院したとしても、退院すれば60%〜70%が再飲酒してしまいます。しかも、これは1年後の追跡調査です。
これが10年後になると、おそらく99%が再飲酒してるという病気です。
中には、20回の入退院を繰り返す患者さんもいます。

でも！希望はあります！
残りの1%は飲まずに回復し、ある特徴があるからです。
その特徴とは？自助グループに定期的に通っているという特徴です。

自助グループというのは、アルコール依存症者の本人達の集まりのことです。
アルコール依存症者の自助グループには、「断酒会」と「AA(アルコホーリクス・アノニマス)」があります。
特にAAは10年以上飲んでいないメンバーが多く、12ステップという明確な回復プログラムがあります。

そこに行くことです！

AAは、約80年前にアメリカで作られました。
それまで、アルコール依存症からの回復は困難だと言われていました。

彼らは、精神科医や行政の力を借りず、自分たちだけで、
なぜ飲んできたのか？どうすれば飲まずにいられるのか？回復には何が必要なのか？を話し合い、12ステッププログラムや12の伝統を考案し実践して、回復者を次々に生み出していきました。

精神科医やソーシャルワーカーが奇跡だと言い、AAを研究していくほどでした。

私もそこに行って飲まない生き方をしています。

どこに行っても、アルコール依存症者を歓迎することはありません。
家族も、仕事場も、友人も、
また飲んだのか？
どうしようもないヤツだ！

でも、そこに行けば大歓迎だという！
ようこそいらっしゃいましたと言う。
一緒にやっていこうという！
例え飲んだとしても、叱咤する人は一人もいない。

私は、初めて行った日からAAの虜になった。
毎日のように行った！
いきなり飲まないようにはなれなかったが、半年後には飲まなくなった。

続く、、、

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No.3 19/08/15 01:38
匿名さん2

続き、、、

AAは、
名前も住所も電話番号もいらない。
会員や予約もない。
本名は名乗らずにニックネーム呼び合っている。
献金を呼びかけますが、一回のミーティングで100円くらい入れとけばいい。お金がなければ1円でもいい。
アルコホーリクス・アノニマスの「アノニマス」とは？無名のという意味だ。
無名のアルコール依存症者という意味です。

面白いじゃないですか？
どこからともなく名前も素性もわからないアルコール依存症者が集まってきて、話が始まる。

AA(アルコホーリクス・アノニマス)のホームページを開いて、近くの会場を調べて直接行って下さい。
わからなければ電話でも対応してくれます。

時間があれば、できるだけ毎日行って下さい。
泊まりがけのイベント、ホームグループを決めてビジネスミーティングに参加すること、病院メッセージに行ったり、何らかの委員会に参加したり、スポンサーを得たり、12ステップを学んだり、
沢山のことがあなたを待っています。

私は、もう300人以上の知ってる仲間がいます。

たった二人から始まったAAは、
今では180以上の国々に存在し、世界200万人のメンバーがいるとされている。(日本には5700名のメンバーがいる)

来年の3月に、日本AAの45周年集会がある。約2000人のアルコールを飲んでいないAAメンバーが集まる。
感動ものだ！

あなたも、それに参加しようよ！