自分語りです。私は現在27歳です。私は日本生まれ日本育ちの外国人です。それが理由…

自分語りです。私は現在27歳です。私は日本生まれ日本育ちの外国人です。それが理由なのかいじめられたりもしました。テレビのドラマで見るような激しいものではなかったですが子供ながらに辛かったです。私の父は貿易関係の仕事をしていました。地元は関東圏なのですが別のある県で会社を設立して単身赴任していました。自分も大学を卒業してそこに就職しました。飛行機に乗って着いた空港で父が現地妻、ようは愛人と迎えに来ました。正直に言うと母や姉共々愛人の存在は知っていましたが自分の前に顔を出すとは思っていませんでした。ショックと言うよりは驚きの方が強かったです。それでも悲しくて涙は流しました。会社は自宅兼事務所なのですが母屋と離れがあって自分は離れの方に住むことになりました。母屋が立派な一軒家とすると離れはワンルームの風呂付きといった感じです。こうやって書くと普通と思われるかもしれないですが一軒家が経つ前に父と愛人が住んでいて掃除もろくにせず風呂は黄ばみ部屋も汚れまくりで最初の方はほとんど掃除ばかりしていました。そんなこんなで1週間くらいたった日に父が妹を連れてきました。こうやって書くと皆さん察すると思いますが愛人の子です。高1でした。普段はその県でも都会の方で一人暮らしをしていました。まぁこれも知っていましたがこれまた顔を出すとは思っていませんでした。生まれた子に罪はないって擁護する言葉がありますが自分は生まれたことが罪なんだよって思うくらいには病んでました。愛人親子をガン無視することで精神を保ってました。それなら関東圏戻って就職しなさいって思う方が沢山いると思います。出来ませんでした。父は単身赴任して8年くらい会っていなかったのですがとても痩せていました。体調を崩してよく寝込んでました。持病を持っていて毎食薬を何錠も飲んでいて元気な頃を知っている自分からしたら愛人とかそんなことよりも衝撃的でした。それに小さい頃からやりたい仕事は父の仕事で大学もそれに関する学科なんか選んで継ぐのが夢だったりしてたんですよね。事務仕事、営業、力仕事全部やっていました。働いても給料もろくに貰えない中、父と愛人はパチンコなんかに行っていました。力仕事で腰や膝にサポーターなんかをつけるようになって関節が痛くて眠れなくなったりした日は狭い離れで1人惨めで泣きながら朝を迎えたりもしました。それでも父なので見捨てられませんでした。自分語りしてる時点で恥ずかしいので言いますが親子の縁というか絆というか簡単には切れないものがあったんですよね。まぁ病んでいたのかも知れませんが父のためと思い頑張っていました。そんな父が亡くなりました。前日に仕事の話をして寝て朝に愛人が離れの方に自分を呼びに来ました。父が目を覚まさないと。すぐに救急車を呼んで病院に行きました。脳出血でした。手術も意味が無いみたいなことを言われて搬送されて3日目の夜に集中治療室で父を看取りました。そこからは大変でした。税金の支払いが山ほど出てきて相続放棄したり会社の破産手続きをしたりして心因性のうつ病になりました。体重も20キロくらい痩せました。そして手続きが一段落して今は何も残ってない夢やぶれて燃え尽きたニートになりました。父の夢を見たのでこんなん書いてみました。結構経ちましたが今でも涙が出てきます。ちなみに愛人は金持って逃げました。死にたい。

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