自分で自分に感謝して、自分で自分を尊敬すれば自分を肯定できるようになります。他者から感謝されても尊敬されても自己肯定感は身につきません。幼い頃、両新に「みてみて」と自分の存在を誇り自慢した時、両親に無視や拒絶、軽蔑されると自分を表現することができなくなります。（両親への恐れが強く「みてみて」との表現もできない子供もいます。）その時、両親を憎めれば自分を憎むこともなくなりますが、両親を憎めないと自分を憎んでしまいます。淋しいからです。淋しさがなくなれば両親を憎めるようになります。両親を憎むことは悪いことではありません。自分を憎むことが悪いことです。自分の行動を邪魔されれば憎しみを持つことは自然です。その自然な感情を隠しごまかすから自分が信用できなくなるのです。自分を信用できなくなれば人も信用できなくなります。そして人が信用できないから淋しいのです。なんでも話せる人に甘えることができると淋しさがなくなり、自己肯定感が持てるようになります。両親を尊敬して両親に感謝していないですか？自分に感謝して自分を尊敬した上でなければ、両親に本当の感謝と尊敬はできません。そうでなければ自分を道具にしています。両親が満足するための道具です。自分のことをさみしさから両親をほめたたえる道具にしていないですか？道具は価値がなくなると捨てられます。もし見捨てられることを恐れているのであれば自分のことを道具にしています。あなたが寝ているときも活動している心臓や体の働きに素直に「ありがとう」と感謝と尊敬をしてあげて下さい。あなたが辛い時も悲しい時も苦しい時もあなたを支えてくれている「命と体」に自分のことが「大好き」と言えることが自分への感謝と尊敬です。