意外な真実、私は男である。 意外な真実、男はバカである。 男は犬のような…

意外な真実、私は男である。
意外な真実、男はバカである。

男は犬のような可愛いくておバカな生き物で、起きている15時間の14時間中、砂糖のことしか頭にない。

それに対して女は賢い生き物で、砂糖に極たまにしか興味がない。起きている14時間の14時間中には、家の家事、子供の教育、お金の投資、不動産の購買、ご飯の買い物と準備、旅行の企画、男宛の作業依頼リストの確認と項目追加、賢いことばっかりを考える。後自分の仕事もする。

後月一回にかわいいそうな子犬に砂糖与える。子犬は嬉しくて尻尾を振る。良かった良かった、と考える。

興味のある月1回の日以外は、まぁ面倒くさい。簡単な方法でも子犬に砂糖を与えない。そもそも思いつかない。たまに目線が合うと笑顔で「何？何？」と聞く。一生懸命尻尾を振って可愛くしようとしている子犬男の、頭の中がどの様になっているは分かっているはず。その笑顔と表情でバカな男に妙な希望を与えた後、去って寝る。

どうせ男はおバカである。家事を手伝っても何も分からないし、効率悪すぎる。まぁ、たまには子供を相手してくれる。
後一応給料も稼いてくれてる。
えらいえらい。
いいこいいこ。

男の日常は砂糖を期待して、残念！ドンマイ！また今度頑張る！今度もっと可愛く尻尾を振ってみる！でも砂糖が欲しいと明確にお願いするなんて、考えられない。女に思いついて欲しいからだ。

まぁ自分で何とかなるでしょう。一人だけで隠した秘密のアメの箱が確かにどこかにあったはず。

アメの味は、まぁ、悪くない。たまに甘くて美味しい。たまには苦い、若しくは味が薄かったりする。

落ち込んでアメを遠慮することもある。周りのドーベルマン男とジャーマンシェパード男を見ると、彼らはもっと普段から砂糖がもらえてそう。いいな。。とパグが羨ましく思う。

パグは気が落ちたり、機嫌が悪くなったりする。女はそれが不思議に思うけどその原因に気づかない。

パグは心が折れて、女には見えないけど、自分の中では怒っている。尻尾を振らなくなった。近寄りもやめた。今度の砂糖も、お腹の調子が悪いからと言って、お断りにした。それでも女は分かってくれない。なんて今まで以上にバカな男だと。

減糖生活がこのまま何ヶ月経つと、パグはこの状況がまずいだと、何かを変えなきゃ行けないと思った。ドーベルマン男になってみせようと思った。

ドーベルマンになろうとした男は、他の女にも目を配るようになった。いい気になって、趣味が合いそうな人と会って遊ぼうかなと思った。

男と女の間には、二人の子供がいた。

男は子供のことを思い出した。
男は男が本当にバカな生き物だなと思った。

男は、砂糖の味を忘れた。
そのうち、女も砂糖の味を忘れた。

こんな結末、でいいのか。

女達、たまには簡単な方法でも、男に砂糖を与えた方がいいのでは？砂糖の味を忘れないために。

フランスという国では、砂糖が平均で週2、3回ぐらいもらえるだと良く聞く。女の辛い時期でも、あえって砂糖をもらった方が、その時期に伴う痛みが楽になると、この国の女が言う。
まぁ、それにしても問題はこの時期以外でも、男が男であることを、忘れてるみたい。

意外な真実、私が男である。
意外な真実、男はおバカであっても、犬ではありません。

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