初恋は雨

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おばかさん（ 51 ♂ ）
13/04/29 01:41(最終更新日時)

今から何十年か昔の昭和の田舎町の事 俺は中学3年になり あいかわらず 勉強もしないで やんちゃに磨きをかけてる時に 転校生が来た 色白で 垢抜けていて 都会の香りがする でもお嬢様ではなく 普通の女の子って感じなんだけど 回りの同級生にはない 感じ 瞳がおっきい 大人っぽい 落ち着きがあり 子供っぽい仕草あり 一目惚れ 俺は初めて会った瞬間 一目惚れ それから あまり会話もなく 彼女を前にすると 片言で 何言ってるか わけわからず みんなに冷やかされて 彼女も満更ではない事を聞かされ ひょっとして初恋 片想いなんて 月日は流れ とある昼下がりの事 午後からの突然の雨 帰ろうとして 校庭の大きな木の下で 彼女が みんな傘ないから走って帰ってた 俺はすぐに 保健室に行き 安物だけど ビニール傘を いつもさぼっては保健室で寝てた(笑) 置いていた この傘を手にとり 彼女の所へ 駆け寄った 俺は無言で 傘をさしだした しばし見つめ会う 彼女の大きな瞳が言葉はいらなかった 一瞬くちびるが触れ 俺は土砂降りの中走っていた その後 あいかわらず 緊張しいで 彼女との会話出来ず 一年はあっとゆうまに過ぎ 卒業 彼女は また よその町に引越して行きました 今頃は どこかの町で幸せに暮らしている事を願います あの頃は良かったなぁ 人生やり直しは利かないと 年取ると思ってしまいます 皆様も お幸せに 独り言でした (笑)

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