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【泰緬鉄道】~死の道
通行人
13/07/27 12:39(最終更新日時)
①
盛岡に暮らす駒井さんはタイの捕虜収容所に出征した父の事を調べ続けていた。
東京の大学教授がイギリスの戦犯裁判の資料を入手したという新聞記事を読み、父の記録を一部送ってもらったのだ。
読んで行くうちに父の収容所で事件が起きていた事が分かった。
昭和18年8月、駒井さんの父は捕虜が密かにラジオの受信機を作り、アメリカの放送を聞いていたのを発見。
収容所を揺るがす一大事件となった。
副官だった父は上官の収容所長の命令を受けて取り調べに当たり、2人が死亡、5人が重症と記されていた。
父に命令を下した所長は無罪となっていた。
駒井「上官が知らないという事はないでしょう。しかもすぐ上の上官が…。全部報告が上がる訳だから。日本の軍隊というのは上から下に行き、下から上に行く。私はやってない、じゃあ次の上、私もやっていない、そうやってどんどん上に責任が行く…。そうすると最後は天皇陛下にいってしまう。だから何処かで誰かが止めないと駄目なんですよね。そういう事を軍人というのは知ってるから、俺で止めればいいのかと、父が責任を取ったんじゃないかと思うんです」
駒井大尉の取り調べを受けた捕虜の中には、エリック・ロマックス将校(当時24歳)も含まれていた。
駒井大尉の尋問に白状しなかったロマックス将校達は憲兵隊へと回された。
憲兵隊の拷問に立ち会った元陸軍通訳の永瀬隆さんは、その残虐ぶりをこう証言する。
「顔面にタオルをかける訳よ。そいで水道の水を上からかけるとタオルの目の荒いのが表面張力によって締まってしまう訳。そうすると息が出来なくなって口の中に水がガーッと入って行く訳。つまり溺れさせる訳よ。そうすると腹がブーッと膨れるんだ。そしたらその将校が【マザー、マザー】って泣くんだよ。最初はこっちも抵抗があるんだけど、二度三度繰り返す内に慣れるんですよ。その内に殺す事さえ何とも思わなくなる。怖いですねぇ、人間というのは。これが人間の本当の堕落だと思った」
◆昭和18年10月、泰緬鉄道完成。
【死者】
連合国軍捕虜・約12000
アジア人労働者・約30000
日本軍・約1000
多大な犠牲で完成するも、戦況悪化で補給路の機能を失っていった。
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