死刑制度はやっばりいらないねえな

回答54 + お礼39　 HIT数 4982 あ+ あ-

お兄さん（ ♂ ）
14/01/27 16:27(最終更新日時)

社会制度を議論するとき、個人的な主観のみで考えてはダメだと思う。
勿論、被害者の立場という個人の考えも大事な要素なことは承知済み。
しかしながら、日本社会がどの方向に向かうかはマクロ的な視野が何より重要なことはいうまでもない。
私は死刑廃止を主張する。
日本人および日本社会の可能性を信じたいからだ。
人は生まれながらの悪人などいない。
複数殺人を筆頭に死刑を宣告される程の重罪を犯してしまう者などいないのだ。
では何故重罪人がうまれるのか？
それは何より親、そして社会が大きく影響しているのだと思う。
人は教育と愛情と希望で成長していく。
このうちいずれかでも欠けるにつれ人格が崩れる。
逆に考えれば、いずれかでも感じられるうちは殺人などの重罪行為まで及ばないはずである。
逸れものを省く社会ではなく、逸れものをつくらない社会を目指すべきではないのか。これが廃止の一つ目の理由だ。
次に冤罪について語りたい。
人は必ず過ちを侵す。この世に例外はつきものだ。
三審制や陪審員制度であれ、完璧はありえない。勿論、善意・無過失であれば例え過ちを犯しても刑罰を受けないのは周知の事実であり、刑を下すものに責任はありえない。
しかし冤罪を受けた本人、その家族に対しての賠償は免れるはずもなく、死刑執行された後の賠償など本人に対して何の償いにもならないのだ。
〜中略〜
死刑に代わる刑罰の確立、刑務の予算など…それは当然の如く知恵を出していかなければならないが、それ自体が死刑制度を存続させる理由にはならない。
最後になるが、法の下であれ人を殺める行為は殺人に違いない。子供たちの未来の為にも死刑制度は廃止されるべきなのだ。
みなさんはどのように考えますか？

• 共感！1

• ウォッチリストに追加