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【母たることは地獄の如く苦しきこと】
案内人さん
14/05/06 23:14(最終更新日時)
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入り口に我が子を置き、立ち去ろうとする母親の姿
美咲「ねぇ貴女…事情を聞かせて頂戴。でなきゃこちらも闇雲にお預かりするわけには…」
草履は片棒脱げ、泥まみれの足、衣服はボロボロという出で立ちから母親の状況を悟る美咲
美咲「分かりました。お引き受けします。でも、ちゃんと私の腕に抱かせて頂戴」
地面に置いた我が子を抱き上げ、美咲へ渡す母親
美咲「この子にはもう会えなくなりますけど、覚悟は出来てますか?」
頷く母親
母親「結婚の約束をしていた陸軍曹長がいました…。でも…事件を起こして本国(米国)へ…。実家は勘当になってて、行く所がありません…。お乳も…出ません…!このままだと、この子が…」
目に涙を浮かべ、悲痛そうに語る母親を見つめる美咲
母親「あの…名前はこちらで付けて頂けるんでしょうか…」
美咲「そうね、たいていの場合は…」
母親「何もしてやれません…せめて名前だけでも私に…」
美咲「いいわ」
母親「ケンです…日本でも、アメリカでも通用するように…」
美咲「ケンちゃんね…分かりました」
母親「この子を…宜しくお願いします…!」
泣き崩れそうになるのを必死で堪え、一礼して走り去る母親
美咲「あっ、ちょっと待って!最後にもう一回顔を…!」
母親「見ません…!見たら…別れられなくなるからぁっ!!」
後ろを向いたまま振り返らず、号泣しながら走り出す母親
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終戦直後、いわゆる【パンパン】と呼ばれた女達の悲劇だ。
戦争によって家も家族も失い、行く当てもなく闇夜をさ迷い続けた彼女達の辿った道は進駐軍の娼婦だった。
そしてそれは生きる為の術で、他に選択肢がなかったのである。
敗戦によって日本国政府が崩壊し、国民は路頭に迷っていた。
戦災孤児も続出し、道端には物乞いする子供や餓死した子供が散見していた。
20歳前後の男達の多くは戦死し、この時の日本男性の平均寿命は40数歳であった事から、いかに当時の男達が過酷な中に置かれていたかが分かる。
小学五年生と六年生だけは、次の日本を背負って立つ種を絶やしてはいけないという事で田舎に強制疎開させられていた。
戦争末期、日本は【一億玉砕覚悟】というスローガンのもと、全国民が日本の存続・安全保障の為に戦い、現在のように公に背き個人の自由を良しとする愚かな風潮は微塵もなかった為、誰もが国の為に奉仕する事を当たり前としていた。
今「日本軍は悪、戦争を起こした事が間違いだった」と日本が悪い事になっているが、それは間違いである。
日本の闘いは自衛戦だった。
強いて悪いと言うならば、それは戦争に負けた事くらいだ。
日本の闘いによって、中国と朝鮮はロシアからの侵略を受けずに、主権国家として独立する事が出来た。
一等人民を白人、二等人民を黄色人、三等人民を黒人とした、白人による有色人種への差別解放を成し遂げた。
多くのアジア諸国は欧米諸国からの植民地支配から脱却する事が出来た。
あちこちの戦地で、妻子を思い、国を思い、極限の苦闘に耐え散った兵士達の功績を、卑下し非難するのは先人に対する冒涜である。
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