幼い息子に感激!!

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働く主婦さん（ ♀ ）
14/08/31 00:58(最終更新日時)

私は3年前の東日本大震災の被害者のうちの１人です。
あの震災があって、人々にいろいろな影響を及ぼしました。

環境の変化、先ゆく不安…。

当時、うちの子は幼稚園、年長でした。
今年、卒園、小学校入学を控えるという時期でした。

震災があり、幼稚園も一週間お休みになりました。
震災の影響で、卒園式や小学校の入学式も一週間以上ずれましたが、無事、どちらもやることができました。

卒園式の最後に、子供たちが舞台の上で一人、一人、将来の夢を語るシーンがありました。夢と、その理由。

私たち親は、子供たちが将来の夢を語るシーンがあることを知りませんでした。

みんな子供らしくて可愛いです。サッカー選手になりたい、カッコいいから。お花屋さんになりたい、キレイだから。学校の先生になりたい、頭良くなりたいから。などなど、子供たちの夢は様々です。

いよいよ、うちの子の番がきました。

何言うのかなぁ…？聞いたこともないけど。と思いながら保護者席で見守っていました。

「僕は大きくなったら、救急隊員になりたいです。なぜなら、困ってる人を助けたいし、人の役にたつことをしたいからです。」

大粒の涙が止まりませんでした。

震災のあった日から、毎日ニュースを観いて、人々が互いに助け合っていたり、救急隊員や自衛隊の方の懸命な姿を見ていての発言だったようです。

今でも、地震がくるたびに、あの日の子供の言葉を思い出しては、その時の感動が蘇り、涙してしまいます。

幼いながらに感じることが沢山あるんだなぁ…と子供に教えてもらいました。

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