出世レースに疲れました。

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サラリーマンさん
14/11/02 19:02(最終更新日時)

32歳男です。出世レースに疲れました。
留年、浪人、就職浪人無しで某国立大大学院を修了後、今の会社(一部上場)に総合職で入社しました。誰でも知っている会社です。
転職歴はなく、現在入社8年目で中堅の管理職となり、まだまだ出世レースに終わりはありません。
同期や後輩は皆優秀で、当然名のある大学や大学院を出ています。今の会社は能力主義で、頑張った者とそうでない者では同期でも最終的にかなりの差がつきます(係長と役員等)。うかうかしていれば後輩が上司になることも日常茶飯事です。
今まで同期や後輩との出世レースに必死にしがみつき、決して落ちこぼれないよう歯をくいしばって勤めてきました。
しかし、もう疲れきったのです。疲れきったのに気持ちのうえでは出世を捨てきれないという、矛盾した状況です。
本心は、今まで順風満帆で誰からも羨ましいと言われて続けてきた自分を捨てるのが嫌だ、出世レースから脱落した自分なんか見たくはない、ということなのだと思います。
それなのに、もう頑張れない自分がいます。辛くて夜も眠れず、涙が出ることもあります。
思い出せば、子供の頃から常に競争の中にいました。自分にとって「他人に勝つこと」「他人より優れていること」が当然であり、目標でもありました。小学生のころからずっとです。
遊びたい盛りにお勉強ばかりしていました。やりたいスポーツも我慢しました。中学高校時代、友人たちがカラオケやショッピングと青春を楽しむ中、必死に我慢して勉強しました。
しかし、今になって「いつ競争から解放されるのか、あとどれだけ他人に勝てば楽になるのか」と悩むようになりました。
妻や子供たちに出世を諦めた父親と思われたくない…そして自分が幼いころから少しずつ積み上げてきた努力と成果を水の泡にしたくないのです…
「勝ち続けること」でしか、今までの努力を無駄にしない方法がなくなってしまったのです。負ける(出世レースから脱落する)ことは、数十年間にも渡る自分の頑張りを全否定することと同じなのです
あわよくば皆さんの言葉をきっかけにして出世を諦め、「競争」や「勝負」の世界から解放されたい。例え自分にとっての言い訳だったとしても。もう本当に疲れてしまったのです…

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