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テレビ番組批評

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おばかさん
16/04/25 14:10(最終更新日時)

二つの番組について、疑問というか、異論を綴ります。

まず、金曜日にやっていたロンハーの【奇跡の一枚】という企画についてです
この企画は何年も前から不定期でやっていますが、いつも思うのが、男性芸人を今風なイケメンに仕立てようとして、無理のある写真にする事に違和感を覚えます。

つい先日の放送で言えば、トレンディの斎藤さんや、永野さん、過去の出演者だとカンニング竹山さんや、ザキヤマさんなど、こういうタイプの男性に茶髪のカツラをつけて、メイクをしても合わないと思うんですよね。

特に竹山さんやザキヤマさんのようなタイプは体型もガッシリしてますし、こういう男性はむしろ、黒髪のまま、例えばオールバックや七三分けにして、アダルトなスーツを着用し、ちょっと髭をつけて、渋い中年リーマンを演出するとかした方が、格好いい男になるんじゃないかと思うんです。

この企画のスタイリスト？か何か分かりませんが、何でギャル男風なイケメンに仕立てようと固執するのか分かりません。

その人に似合うイケメン作りってあると思うんですよ。
ガッシリ体型の中年おじさん的な人が、ギャル男やサーファー系の茶髪イケメンにしようとしたって無理があるに決まってます。

もう一つは、スカッとジャパンという番組で、これは悪いヤツ、ムカつくヤツがいて、最後にバチが当たる、という再現ドラマ仕立ての作品ですが、言いたい事は分かるんです。

悪い事をしたヤツは因果応報で必ず報いを受ける！という人間の願いを代弁して視聴者を獲得してるんだと思いますが、確かにそう在って欲しいとは思いますけど、現実にはあんな事はほとんどなく、ずる賢くしたたかに悪く生きてるヤツに罰が当たるなんてないですよね。

実際はやっぱりそういうヤツが生き残って蔓延るし、ヤラれた側は泣き寝入りで終わってるのが現実なので、あまりにも予定調和すぎるというか、都合の良い作りで逆に白けてしまいます。
(現実はそんな甘くないよ)と…

なので自分はあの番組を観ても全然スカッとしません。

現実は、(人生なんてそんなもん)と不条理を受け止めながらも、しかしそこに負けず(捨て鉢にならず)、どう潜り抜けて生きて行くか？って事だと思うので…