親友と教室で会話する夢を見て目が覚めちゃった。高一の時みたい。昼休みに自分の席の…

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匿名さん
24/01/03 05:19(最終更新日時)

親友と教室で会話する夢を見て目が覚めちゃった。高一の時みたい。昼休みに自分の席の前に椅子持ってきて座って、一緒にご飯を食べる。沢山笑った。今思えばずっと一緒だった。幼稚園、小学校、中学校、高校。いつも一緒に登校して、下校の時もいっしょ。放課後遊びに行ったり、休日は電車で遠くにいったり、お互いの家に沢山泊まったり、いつだって楽しかった。笑う顔が無邪気で、遊び心があって、正直者。距離が近すぎて、優しくて、好きでさえいた。拗らせそうだった。次の桜は一人で迎えることになるね。二人で最後の下校をしたかった。もっと沢山遊びたかった。沢山話したかった。一緒に暮らしたかった。前みたいに、クリスマスも正月も一緒に過ごしたかった。また一緒に寝たかった。いつまでも一緒にいたかった。夢ってのは面白いね。自分が知るその人や自分の気持ちを鮮明に描いてくれる。他に誰もいない静かな教室、自分達だけの笑い声が響いて、沢山話して疲れたから流れで下校。自分はいつもより親友のそばを歩いて、何故か別れの挨拶をして、教室を出た瞬間、学校に残っていたのは自分だけだった。怖かった。最悪だよ。夢ですら現実を見せられる。こんな思いするなら見たくなかったな。けど楽しかった。やっぱり優しいね。こんな時に無理しないでねとか言われたら泣きたくなっちゃう。まぁそれも所詮夢に過ぎないんだけれど。目が覚めて凄く手が震えた。心臓がバクバクで、泣きたくなった。親友がいなくなってからの日々には色が無かった。何をしても楽しくないし。何をしようにもやる気が出ない。一気に地に叩きつけられた気分。確かにいっしょに過ごしてきた。親友との日々は本物だった。隣に親友のいない人生なんて意味が無い。いっしょに連れてってほしかった。もし次に夢に親友が出てきたら、その時は気持ちを伝えたい。それが夢に過ぎなかったとしても、そこでしか伝えられないから。

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