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友人の随筆です。アドバイスをしてくれと言われたのですが、良いのが思いつかないので…

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匿名さん
24/03/05 07:11(最終更新日時)

友人の随筆です。アドバイスをしてくれと言われたのですが、良いのが思いつかないので、考えてくれないでしょうか。800字弱あるのでお時間ある方お願いします。(中1)

皆厚着をするようになってきた七歳の秋頃だった。学校の給食であれほどの達成感を得ることはもうないだろう。
 僕は、牛乳が嫌いだ。保育園を卒業するまでは牛乳を避けても支障はなかったが、僕は小学校に入学した。勿論、毎日友達と遊ぶのは楽しかったが、それを打ち消す致命的な欠点が小学校にはあった。給食の牛乳だ。
 僕が入った一年二組は、授業で一年間の目標を決めることになった。あれがいい、これがいいと、クラス中に声が響き渡った。最終的には、「給食を残さないようにしよう」に決まった。当然、これはすごく良い目標だと思う。だがそれは、「一年間みんなで牛乳を残さず飲もう」とも捉えられる。僕は絶望した。
 それから、毎日の給食の時間は僕にとって苦痛だった。給食の時間が終わり、昼休みの時間になっても、一人居残りという時もあった。そうなったときは、いつもぼんやりとした気持ちで、ただ牛乳パックを見つめていた。
 一年間が終わる三月頃だった。いつも通り給食の献立を見に行くと、年に一回しかないちらし寿司の日と書かれていた。いつも牛乳を残していておかわりはできなかった僕だが、今日は違った。牛乳を飲まなければいけなかった。僕は腹を括り、牛乳パックにストローを刺した。勇気を出して、牛乳を一口飲んだ。やはり、牛乳は不味かった。しかし、いつものようにただ見つめていてはいけない。おかわりは早い者勝ちだからだ。すごく気持ち悪くなった。でも飲んだ。一生懸命に。ただ早く飲むということしか考えていなかった。そして、気がついたら、吸ってもストローから牛乳が出てくることはなかった。僕は牛乳に勝った。給食が終わったあと外に出ると、そこには快晴の空が広がっていた。勝利を祝うかのように。
 あれから、僕は一応牛乳を飲めるようになった。些細なことだと思うかもしれない。しかし、あの時の勇気ある行動を僕は誇りに思う。

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No.3998514 24/03/05 01:49(悩み投稿日時)  
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