生涯独身者の生きた証し

私も生涯独身者です。生きた証ですか。考えてもみませんでした。私は、皆さんとは意見が違っていて、出来れば生きた証なんて残したくないと思ってます。去る人、日々に疎しです。死んだら、忘れ去られていくのが大方の凡人の死後ではないでしょうか？だから、仏教では、故人を思い出して忍ぶ１回忌だの、３回忌だの、があるのではないかと思うのですが。生きた証にこだわるのは、現世へのこだわりの証だと自分は思ってます。８年前に他界した父のこと、最近は忘れかけてます。人は、亡くなった大切な人を忘れることで、その人を失った悲しみから立ち直れるのではないかと私は勝手に思ってますので、私が死んだら、私のことを忘れてもらうのが後に残った人の私に対する最大の供養だと思っていますよ。現世にこだわりがない代わりに、生あるかぎり現世を精一杯生きたいと思います。