不潔恐怖で困っています。排泄物の汚さについて意見ください。

要するに、便が汚いというのは、世界共通なんだけど、あなたの感じている強迫観念は、あなただけの感覚なのです。強迫性障害とは実に様々な症状が有りますが、治療法は基本的に一つだけです。『強迫観念はやり過ごす、強迫行動はしない。』
手洗いで言えば、手が汚れているから、手洗いを止められないのでは無く、手を洗っても、洗っても、手が汚れているという強迫観念が消えない為に、手を洗い続けてしまうのです。
この場合、手を洗う(常識の範囲を超えた手洗い)が、強迫行動ということになります。
実に不可解で理不尽で馬鹿馬鹿しいのですが、これと同じことが、あなたの頭の中でも、日々繰り広げられています。
もし、主な症状が強迫観念だけの場合でも、それを考えたり、とらわれたりして、生産的な行動が阻害されれば、それは強迫行動をしているのと同じことです。強迫観念によって、生産的な活動が阻害されることが、大問題なのです。いくら頭の中で強迫観念が有っても、普通に行動出来るなら、問題は有りません。行動が正しければ、理不尽な強迫観念は小さくなって行くはずだからです。
逆に、強迫観念に負けて強迫行動をしたり、そのことを考えたりすると、強迫観念はより強まります。
恐ろしい悪循環の始まりですね。
では、どうやって強迫観念をやり過ごすべきか？あなたの強迫観念は、あなただけの感覚なのです。だから、あなた自身が四苦八苦して、見つけ出すしか有りません。
と、言ってしまっては、身も蓋も無いので、よく使われるパターンは、『〇〇しなくても死なない』という言葉です。「パンツに便がついていても死なない」という感じでしょうか？
文字数の関係で終ります。