わからない

主さん、小学生の頃に何か悩みはありませんでしたか？
なんでもいいです。教科書を破いてしまったとか、お気に入りのおもちゃをどこかに忘れてきてしまったとか。

中学生になって、小学生の時に悩んでいた悩みをどう思いますか？
子供らしいくだらない悩みで、中学生になった今はどうでもいい、よくあんな事で悩んでいられたなと思いませんか？

それと同じく中学生で悩んだ事が高校生になって思い返してみたらくだらない悩みだった事はありませんか？
当時は死にたいくらい悩んだのに、今思うとあのくらいで死にたいだなんて子供だったなと思うような悩みを持っていた事はありませんか？

と、いうように、主さんの悩みは大人になっていく過程で誰しもが持つ悩みなんです。
親への反発や自分はもう子供じゃないという思い上がりからの悩みだと思います。

私は主さんの家族をよく知らないからいいアドバイスはできないけど、これだけは言えます。
あと５年、いえ２、３年でもいいです。少し待ってみてください。

今はわからなくて悩んでいても、数年たてばくだらない事で悩んでいたと思う時期が絶対にきます。

主さんが自分で稼ぎ自分で生活出来るようになり、自由と責任を背負った大人になった時に初めて親の言う事の意味がわかるようになり、また意味が理解できなかったとしても自分で自立して出ていくという選択肢を選べるようになっていて気付いたらそんなものはくだらない悩みになっています。
小学生の時に悩んだ事のようにね。


主さんはまだ子供で、子供と大人の境界線の時期の子には必ず訪れる悩みです。
人生経験もなく自分で生きていけないくせになまじ知恵とでかく育った体だけがあるせいで自分がさも大人と対等のように感じてしまう。


主さんだけじゃない。誰しも大人になる過程でそうして親に反発するんです。　
そして本当に大人になった時に、あの時親にわかったような口聞いて恥ずかしかったなと思う時が誰にでもくるんです。


世間ではそれを、若気の至りと呼びます（笑）

主さんは若気の至りの真っ最中。
その悩みは時がたてば勝手に解決するし、今は誰に何を言われても理解できませんよ。