樹木希林さん。

当然、娘さんの事もあるでしょうが、それより何より希林さん自身、ウチダと夫婦でいる事の面白さを構築したように感じます。

先日、中島知子の件で話をしていた時、
『出会ってしまったものは出会ってしまったものとして、受け止めていく事が大事』
というような事を言っていました。

中島知子が占師と出会ってしまった事に対しての話でしたが、希林さん自身の人生観をかいまみた気がしました。

私の考えと似てると思ったんですよね。
主人と私の事が重なりました。

誰でも結婚する時って、幸せいっぱいの未来を夢見てるじゃないですか。

それが、思いもよらぬ困難、困難の連続で、
“こんなはずじゃなかったのに…”
となっていく訳です。

そこで後悔して嘆き続けるのか、諦めて離婚するのか、現実を受け止めた上で前に進む方法を考えるのか…
色んな考え方があると思います。

私も主人と、まぁ辛い事も山積みでしたが、その主人と生涯を共にする決断をしたのは自分だし、辛い事も含めたのが主人と一緒に生きる事なのかなぁ…なんて考えるようになりました。

そして、
“前に進む＝笑える”
じゃなきゃ意味がありませんから、一緒に居る以上、楽しまなきゃって思いました。

そう考えられる様になるまで、泣いて悩んで苦しんできましたが、きっと希林さんもそうだったんじゃないかなと思いました。
想像でしかありませんけどね(苦笑)