親を馬鹿にする我が子

「親の大変さを分かってほしい」と思わない方が良いと思います。「いずれ分かってくれる」という未来への期待も含めて。


うちの母も「仕事と家事の両立の大変さ」「子育ての大変さ」を、なんとか私に分からそうとしてきます。

「あんたも母親になったら分かる」と私に言いますし、「あの子も母親になったら分かる」と周りの人にも言ってます。

自分がどれだけ大変な思いをしてきたのか理解してほしい、そして感謝してほしいという思いが強すぎるのです。

そんなこと、強要されなくても感じることはできます。むしろ強要されると否定したくなります。心底うざいです。


主さんは、「自分の気持ちを理解してもらおう」ということはおいておき、「娘の気持ちを理解しよう」ということに重点をおいて接すればいいと思います。


大人だから…人生経験があるから…自分の方が正しい と、思わないことです。
娘には18才なりの考えがあるんです。

うちの母親は「失敗しないように」と、転ばぬ先の杖を、先についてまわります。私に思う存分転ばせてくれませんでした。「こうした方がいい」と、自分の価値観で先回りします。転んでもいいから思いきりやってみたいことも、若い時期にはあるのに。


基本的に「アドバイスをしよう」「おしえてあげよう」としないことです。求められれば別ですが。

まずは娘さんの思いを知ることが大切だと思います。ときには尊重してあげてください。

そうして接していると、娘さんは自然に母親の大変さを理解し、感謝の気持ちも自然に出てくると思います。