南極物語のアザラシ襲うシーン

アザラシを襲うシーンは撮影用の犬ではなくて、現地で実際にアザラシ狩猟犬として飼われているエスキモー犬が使われたようです

なので襲われているのは日常生活の一部で本当です

シャチに襲われるシーンは日本の水族館でシャチだけを別撮りしているそうですが、犬が溺れるシーンはプールですが実際に溺れさせているそうです

リキがフラフラになって歩くシーンは同行した獣医が麻酔薬を打っています

昭和６０年代頃までは映画やドラマで動物が死ぬシーンは麻酔薬が使われていて、私もドラマ西武警察の撮影現場を見た時に、渡哲也と役者数名と横たわるシェパードがいて、死んだシェパードを悲しむシーンなんでしょうけどシェパードは麻酔薬を撮影中２回打たれてました

流氷に置き去りにされるシーンは陸地に近い所で撮影されたそうですがトレーナーを呼ぶ必死さが欲しい為に暫く放置してたそうです

撮影期間が約３年間で実際には南極物語ですが撮影場所の北極にはけっこうな数のエスキモー犬が用意されて使われていたようです

雪に埋もれるシーンはドッグトレーナーがやっていたそうで、散々遊んだ後にエスキモー犬の体温が上昇した所で雪を被せていたそうです

エスキモー犬の毛皮は体温を９０％逃がさない構造らしく、犬はへっちゃらなんだそうです

怪我はさせていないかも知れないけれど、犬にしたら傍迷惑な撮影だったと思います