見苦しい横綱白鵬

私の白鵬に対する人間性への不信感は実は朝青龍戦の時にすでに垣間見えました。
優等生白鵬の評価の時です。
そして朝青龍が凄いバッシングを受けていた時です。

朝青龍が投げかなんかで勝ち土俵に倒れた白鵬に対し、不必要な軽い駄目押しを白鵬の肩にしたんです。
朝青龍は白鵬に対してどうだ！自分の方が強いぞ！と見せつけるような行為で私は見ていて恥ずかしかったです。

しかし、その直後…なんと白鵬が先輩横綱の手を烈しく払いのけたのです。
私は目が点になってしまいました。

観客や世間は朝青龍が悪いとバッシングしました。
私はいやいや朝青龍も悪いが白鵬のがもっと悪いだろ！と白鵬の意外な一面に驚いたものです。

これらの所作が問題になり、その後当時の理事長北の湖さんが次のようにコメント出しました。

『朝青龍の所作は気合いを入れるという意味の容認できる範囲のもの。しかし、白鵬の所作は完全に容認できない問題行為である。』

…と。

世間はざわつきました。そしてヒールの朝青龍を庇い優等生の白鵬を批判した北の湖理事長に不満を口にしました。

が、白鵬が謝罪コメントを出し一件落着しました。

以上の事貴方は知ってますか？

どこまでも公平な北の湖さんでした。世間の評価でなく相撲道に則り淡々と解決したのです。そのへんの感性が私と似ているから好きでしたね。

余談ですが、まだ二十歳前の私が友人と奉納相撲を見に行き友人たちは先代貴乃花やイケメン力士と握手してもらってましたが、私は北の湖を待ち握手してもらいましたよ。(*^^*)
友人たちは変わってる～なんて言ってましたが、私は嬉しかったですね。北の湖さんはシャイで照れてましたが手が意外と小さくふわふわに柔らかく温かかったです。

おっと…話を戻し、今思えばあの頃からカッとなるとキレてしまう要素ありましたね。

ところで今日の白鵬…良かったですよ。褒賞金受け取った後の所作も前より少し良くなりました。嬉しいです。今日の白鵬は好きになれそうです。本当は逸ノ城好きの私ですけどね。