婚約者の向上心の無さに最近虚しくなっています。こんなものなのでしょうか？ 私は高校卒業してから海外に住んでいます。日本人の婚約者と出会い彼はパートナービザを取

人間関係依存の観点から話しをしたいと思います。

人間関係依存の用語に「共依存」という言葉があります。
元々の意味はアルコール依存症者を助ける人という意味です。お酒を隠したり捨てたり、先回りして何でもやってしまったり、励ましたり怒ったりして相手の感情をコントロールしたりすることを共依存と言います。

今までは欠落が多い相手がいるから共依存になるという考えがありましたが、
最近では個人単独でも共依存になるという考えが出てきました。
世話焼きの性格、相手をコントロールする性格、過干渉、相手ばかりが気になる性格、誰かに引っ付いていないと耐えられない性格というのも共依存になります。(そういうのが嫌で、逆に1人になりたいとか？孤独であるのも共依存だと私は思っています)

だからと言って、主さんが共依存だと言ってるわけでも責めてるわけでもありません。この考え方を利用していってはどうでしょうか？という提案です。


夫のアルコール依存症者の共依存関係の場合、妻がまた飲んだのと怒ってばかりでは、ますます夫はアルコールを飲むことになります。
このような関係改善をするには、世話を焼かない、話は聞くがそれをやるのは当の本人だという事、あれしたら？これしたら？と言わない。基本は放って置くこと。生きる責任を相手に返していく事です。

余談ですが、引きこもりも依存症の一つです。
近年、30代40代の引きこもり依存症者が増えていますが、絶対と言っていいほど親が共依存です。過干渉、溺愛などで子供が生きるエネルギーを奪われているのです。

例えば、仕事関係について、
初めて仕事に就く時は誰かに教育してもらいます。新人者に実際にやってもらう、ある程度は放って置いて新人者に任せる。失敗もしてもらって、責任を持ってもらう。そうやって1人立ちしていきます。
しかし、何もやらせず口だけで説明して、責任も教育者がすべて持ってしまったりしたら、新人者はいつまでも1人立ちはできません。
また、エネルギー割合もあると思います。
例えば、100%の仕事を4人でやる場合。普通なら1人25%の仕事をこなします。
極端な話し、1人で100%の仕事をしてしまったら、他の3人はまったく仕事をしない人になってしまいます。

ですから、あなたが何でもしてしまったり、何かをすればするほど、彼は動かなくなるのかもしれません。