いじめをする人ってなんで自分が少しでも嫌なことをされたら これでもかってぐらい怒ったり自分が被害者であることを周囲にアピールするんでしょう？ 比べ物にならな

人は思い込みによって人生を都合よく捉える生き物。
たとえば端から見れば音痴でも、本人にジャイアンの自覚がなければ、音痴という自覚は見栄えない。爆音を響かせ「おれはジャイアン、ガキ大将！」と叫び続ける。

たとえ嫌みや悪口を叩かれたとしても、冗談を言われたと思い込んでいれば、イジメられたなんて記憶は残らない。
逆に、端から見ればA君のしてることはイジメにしか見えなくても、A君自身がイジメてるつもりがなければ、イジメた自覚もなく記憶にも残らない。

親が子供の為を思って躾るも、それが人格否定で存在を無視した行為であっても、親自身が"これは子供のため"と思い込んでいれば、虐待という言葉さえ思い浮かばない。
もちろん子供にとっては虐待になるが、子供自身も"お母さんは僕の為に厳しくしてくれている"と思い込んでいれば、それは躾として受け入れられる。
たとえ人生を潰され、自殺に追い込まれても。

人間は誰しも自分が悪だとは考えない。犯罪者であろうと一人の例外もなく人はみな自分が正しいと考える。正義だと信じてる。
それゆえ、不快なことを強いられると誰しも"わたしは被害者"と思い込む。
イジメっ子ですら同じ。

イジメっ子はイジメをしてるつもりはなく、むしろわたしを不快にする子から身を守っているつもり。

イジメられてる子から見れば毎回ちょっかいを出したり嫌がらせをしてくる相手のほうがイジメっ子なんだけど、イジメっ子から見ればいつも嫌な反応をするイジメられっ子のほうが差別的で不快な思いを撒き散らすイジメっ子に見えている。

たとえば豊田議員の暴言「このハゲー！違うだろ！違うだろー！」
これも豊田議員のから見れば"わたしは被害者"と思い込んでいたことから起きたこと。
事実こうも叫んでいた「おまえに私の気持ちが分かるか！どれだけ傷ついてるか分かるか！」これは"わたしが被害者"と思い込んでいた証。

イジメ事件の後、学校の調査で"イジメは確認されませんでした"と発表されることがよくあるが、それもイジメていた側が'わたしのほうが被害者"だという思い込みにより、調査をしても自殺した子への不満しか出てこないため。

子供だけじゃなく大人であろうとみな同じ。人はみな自らを中心とし、その時の気分によって【思い込みの世界】を創り出し差別化を図る。それが妄想だと気づかない。

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