座間市の事件に心が引き裂かれそうになっています。 被害者達と何ら関係もないのに、あまりにも残忍な犯行過ぎて、吐き気がして食欲もなくなっているのです。

あくまで「今の気持ちをどうするか」「今の状態をどう抜け出すか」のアドバイスなので誤解しないでください。

（被害者に対する）同情や共感はとても大事な事。ですがそれが世の中の全てではないです。
同情や共感する気持ちがあればいいと言う事ではありません。
自分を良い人にする、自分を良い人にしておきたい。それにはそれらがあればいいですが。

例えばですが…今の時期、鮭は卵を生む為に川を登ってきます。が…せっかく一生懸命登ってきた川でクマに捕まってしまい餌としてムシャムシャ食べられたりします。母グマと小熊が冬眠前に餌を美味しそうに食べてるのどかな風景…じゃない。鮭にとってみれば残虐な殺戮が行われるシーズン。それも生きたまま。必死に逃げようとしてるのにその身にかじりつかれて食いちぎられるんですよね…苦しまないように殺してから食べるなんてない、新鮮でなくなるので。生きたまま、まだ意識あるのに身をかじりとられムシャムシャと…鮭はただ純粋に”無事に卵を産みたい”とそれだけを願って川を登ってきたのに。。

その鮭に同情しその鮭の気持ちになったらまあスゴイ事になりますよね…
その鮭が味わった理不尽さやその悲しさを考えると気持ちはとんでもない事になっちゃう。
そんな理不尽が世の中に普通にあっていいのかとそこだけに注目してしまえばもう生きてく気持ちさえ萎えちゃいます。

でも人間はそれを同情や共感するだけでなくそれを”教訓”にする事もできる。
同情や共感だけではその事実に打ちひしがれるだけにもなり、その事が自分自身をも傷つけ生きてけなくなっちゃいます。
でもその悲劇や理不尽をただ悲劇や理不尽にするのではなく、自分が生きる為生き残る為の「教訓」にする事で、そこから学ぶ事で生きてけるようにもなれるもの。
生きてく為のエネルギーに変える事もできるんですよね。

同情・共感も大事…だけどそれだけではなくそこにある事実から学び自らの教訓にまで昇華する事で、自分の気持ちも切り替える事もできますよ。