何故自分の子供が死んだら 悲しいってなるのでしょうか？ 年齢が高ければそれほど悲しまれないのに低ければニュースになったりするのでしょうか。 子供が死んでく

出産は、ものすんごい体の変化を伴うもので、産むと、ホルモンバランスの劇的な変化があって、子どもに愛着を持つようになります。

分かりやすく言うと、交通事故で死にかけたとして、後遺症としてトラウマが発生するように、後遺症として愛着が発生します。
それが「おなかを痛めた子がかわいくないわけがない」です。

残念ながら生物レベルでそうなっているので、子どもの側の気持ち、とか、その親本人の気持ち、とか、はあまり関係がありません。
でも、「お腹が空いたから何か食べたい」も「君が好きだから結婚したい」も、身体的欲求が先にあって気持ちが発生していることに変わりはありません。

で、子どもというのは、親にとって、自力で餌を取れなければ、子どもです。
その間は、自動的に死ねば悲しいし、もちろん育てる間にも愛着は湧いて増しているのでより悲しいでしょう。

親の側が、「こいつはもう一人前だ、私の親としての役目は終わった」と思ってから以降でないと、親側から見た時に、ベースが変わることは少ないでしょうね。
また、個人同士の付き合いの段階になったとしても、増した分の愛着は残ってますから、身近な人がなくなれば、それはやっぱり悲しいです。