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先月定年退職を迎えました。妻は20年前に他界しており、子供３人は既に結婚して…

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匿名さん
19/04/14 22:52(最終更新日時)

先月定年退職を迎えました。
妻は20年前に他界しており、子供３人は既に結婚しており孫も５人います。
定年を機にこれまで住んでいたマンションを賃貸に出して、生まれ育った故郷の両親が住んでいた家に移住しました。
両親は2人とも他界していた為、年に２〜３回墓参りの際に掃除をしに帰って来ていたので、老朽化は進んでいますが雨漏りもせず普通に暮らせています。
本日ネットも開通し初めて書き込みしています。
悩みというのは、ここに移住してから自分が小さい頃の事、両親が元気だった頃のことを思い出してしまうことです。
朝目覚めると聞こえるはずのない母の声が聞こえます。
「かずひろ〜、何時まで寝てるの〜、朝ごはん冷めちゃうよ〜」
えっ？と居間に行ってももちろん誰もいません。
毎日何もしないで過ごすのも退屈なので、高校まで一緒だった同級生が営む医院で患者さんの送迎のアルバイトをさせてもらっているのですが、出かける時に誰もいないのですが『行ってきます』と言うと、やはり母の声で「夕焼け小焼けなったら帰ってくるんだよー」と。
帰宅して玄関を開けて『ただいま』と言うと、「おかえりー」と母の声。
居間に転がってテレビを見てると、「かずひろ、タバコ買ってきてくれや」と父の声。
私はタバコは吸いませんが、つい買いに行ってしまいます。
タバコを買って帰ってくると、「お〜サンキュー、お駄賃貯金箱に入れとくな」と父の声。
テレビを見ながら晩酌していると、「いつまでテレビ見てんの。今日はもうテレビ終わり。早く寝なさい」と母の声が聞こえます。酔っている事もあって時々『かあちゃんどこにいるんだよ」と号泣してしまいます。
寝室に行き眠りにつこうとすると居間で父と母が笑いながら会話している声が聞こえます。
最初は何十年かぶりに生まれ育って家に帰ってきた懐かしさから、小さい頃の記憶が蘇っているのだと思っていましたが、毎日声が聞こえるので私自身少しおかしいのかと思い始めています。
恥を承知で、仕事先が医院なので同級生にその事を話してみると、「懐かしさと、またあの頃に戻りたいなって願望から当時の生活の様子が脳で蘇っているだけで、特に脳に以上があるとかじゃないと思いよ。気になるなら紹介状書くから脳ドックしてくるといいよ」と。
今週金曜日に脳ドックを受けてくるのですが、不安でたまりません。
ここは若い方が多いと思いますが、お父様やお母様が同じような悩みを抱えていたりした経験がある方がいたらお話を伺ってみたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。