タトゥー何故ダメなの？ 私の兄は身体にタトゥーを入れています。姉の彼氏さんにもタトゥーが入っている人はいます。なのでタトゥーを駄目だと思ったことがありませ

では、ここまで大流行し普通に披露された刺青が衰退したのか…
それは明治時代、明治政府が「欧米列強に追い付き近代化を図る」という名目で刺青をはじめ、お歯黒、髷(まげ)等を禁じてしまったのです。
アイヌや琉球の人達の伝統的なトライバルタトゥーやピアスも同様に禁じられ、消滅してしまいました。

そして、法律なんて糞食らえ！的なアウトローな方々達のみが、その後も刺青の伝統を残した訳です。

近代化の為に、伝統文化的な芸術価値があるにも関わらず不幸な運命を迎えた刺青ですが 、その後日本の刺青を解禁にしたのは…
ナント!! 戦後の米進駐軍(GHQ) だったのです！(゜ロ゜;
なんでも欧米は高貴なるものは義務を背負うという、貴族王族が軍人になる伝統を持ち、その伝統中にタトゥーを入れる文化があった為に偏見が少なく、日本の刺青文化を尊敬し、歴史的価値を知っていたのです。
なんとも皮肉なお話しですね～(￣▽￣;)

こうして、マッカーサーと今上天皇により明治から終戦まで違法とされていた刺青は解禁となった訳ですが、一般庶民は「解禁だし刺青入れよ～っと!!」 とはならなかった訳ですね…
一度違法となった文化がまた浸透するのは中々難しいもんです😣

ですが、現在公共の場で唯一下町の銭湯は刺青厳禁じゃない所が有りますよね！
昭和世代ではまだ職人さんの中に刺青を入れた方も居ましたし、下町の職人さんの多い銭湯では以外に珍しい光景でも無かったのですよ～😄

最後に、現社会において刺青の印象は「反社会的」イメージが定着しているのも仕方ない事と思いますが、私個人としてはとても歴史的芸術を感じますし、刺青の悲しい歴史に憂いを覚えもします…

それを払拭するには…
遠山の金さんバリに現代の旗本や大名に当たる、完了や国家公務員が刺青入れて伝統推奨するしか…

そりゃ難儀ですな！(σ≧▽≦)σ

長文お付き合いありがとうございました。