母親業は当たり前！ 自分で子供作って、苦労したくて産んだんだから、やりたくて、なりたくてなった母親なんだから、感謝とか必要無いでしょ！ 子供に苦労して当然だ

子供に限らず、家族への愛情ってものはそんな単純に白黒付けられるもんかね？
他人の断片的な感情見て、全てが分かるほど簡単なもんかね？

親子喧嘩すりゃ、子供が親を憎む日もあるだろう。
なかなか言う事を聞かない子供に親が本気で腹を立てる日もあるだろう。
そんな日に親も子供も、お互いが愛してるという感情でいられるか？

そんな時もあるだろう。
そんな時だけの一瞬を見て、他人の家庭の何が分かるのだろう？

家族愛ってのは断片的に見るもんじゃない。
喧嘩もすれば口もきかない日もある。
泣いたり笑い合う日もある。

そんな何年、何十年という時間を長い目で見て、初めてそれが幸せであるのかどうかが分かるもんじゃないか？
本人達にしか分からない、本人達だけの価値観だ。

それを外から見る他人の目もそうだ。
自分達が幸せで満ち足りてる時に見る時と、辛い時に見る景色は常に同じなのか？

自分達が幸せな時に、他の幸せそうな家族を見る目と、不幸のどん底な時に見る幸せそうな家族を見る目は同じなのか？

時の流れで幸せの形は刻々と変わる。
見る角度によっても幸せの形は別物になる。

自分達の幸せの形すら分からないのに、他人の幸せの形なんぞ分かる訳がない。

他人を見て、幸せそうなのに不幸な人達はたくさんいる。
逆もあって、不幸そうなのに幸せな人達もたくさんいる。

そんな事、皆んな当たり前に分かってるはずだ。
分かってて他人の家庭の幸せを測る様な事をするのは、一体何の意味があるのか？