いま人気の鬼滅 なんで大人気になったん？ どこで、人気に 火がついた？ 人気になったわけを 知りたい。 教えて

お返事がゆっくりになって良いのでしたら、
特に困ることはありません。

ただすみません、鬼滅はまだまともに読んでないので
語るに失礼かなと感じています。


他の漫画、、、
大メジャー作品に疎いので申し訳ないのですが
最近の作品ですと
アニメ化もされてる
『この音とまれ！』
は、とても面白いですね。ジャンププラス連載中。
いわゆる「お琴」の部活漫画なのですが、
心が熱くなる、そして温かくなる物語、キャラクター、素晴らしいです。
作者のアミューさんの背伸びせず努力を続ける謙虚な姿勢も好きです。

この作品、なかなか成功できなかったアミューさんが、
漫画家人生としては最後になるかもしれないからと、
描きたかったお琴をテーマにした物語を採用したんですね。

で、ある程度、キャラクター設定の輪郭を作り、
メインエピソードも考えて、
「終われるように始めた」そうです。

僕が感嘆したのは、
アミューさんが、
連載を続けてるうちに
「これだけは描きたい」と思って練っていたメインエピソードを、
連載の途中で、
「ストーリー展開上、今じゃない」
と判断して、
描くのを我慢したことです。

漫画家人生最後かもしれない作品の、
連載してるうち、まだ人気が爆発してないタイミングで(連載打ち切りも可能性にあるのに)
その我慢、判断をとって、
より良い作品になるように
プロットを組み直して深掘りしたわけです。

結果的に、
きちんと「描きたかったエピソード」は描けました。
それはもう、本作としてもトップクラスの盛り上がりを見せたのですが、

よくぞこのエピソードを後回しにできたなと、
そして、
しっかり、後回しにした価値があるだけのものになっているなと。
唸らされました。

漫画として、力量がない場面や、ツッコミが入りそうなところも散見されるため、
余計に「我慢した」ことが
アミューさんの、作品、キャラクターに対する並々ならぬ真摯な姿勢が感じられて、
尊敬してしまいます。