友達は必要ですか。春から高校生です。 深い親友と呼べる友達がいません。 親からは親友をみつけることが目標だと言われます。友達の大切さもわかります。

親友を作らなければいけないのか？という問いを考える前に、そもそも「親友」ってなんでしょうね？
そこが明確になってなければ、親友を作ることは難しいと思います。

以下、あくまで私の考えですので、参考程度に読んでください。

多くの人が「親友」とは、何でも分かち合える友達だと誤解しているように思います。

「何でも」というのは、たいてい悩みごととか、他人に話しづらい打ち明け話とか、そういう類のものです。
でも、それらは本来は自分で持つべき荷物です。重すぎたら整理したり、時には捨てたり諦めたりして、自分の責任で自分が抱えられる量に調整していくものです。

だからそれをあくまで他人である友人に、少しでも肩代わりしてもらおうというのは、無遠慮すぎるし、逆に相手から持ってと頼まれても、相手のためにも自分のためにもそれは断らなければいけないことです。

話が少し逸れましたが、何でも分かち合える友が親友ならば、そんなものは持つ必要はないと思います。

私が思う親友は、一緒にいることで自分が成長できるような相手です。
その人を見ていると、自分も頑張らなければ、成長しなければと思える友。
自分が怠けてしまってるとき、言葉ではなくその行動で、「そんなことしてたら、置いてかれるぞ！」と発破をかけてくれる友。
傷の舐め合いをするのではなく、切磋琢磨する友。
そんな友達なら持つ価値があるとおもいます。

是非、馴れ合いの関係ではなく、あなたが憧れるような人、自分の良きライバルだと思える相手を見つけてください。
相手があなたを友と思ってるかどうかも、このさいどうでもいいのです。
あなたがその人を意識して、日々成長していけるのであれば、それはあなたにとって立派な「親友」だと思います。

応援しています。