自分の顔が嫌い。 同じクラスの子達はみんな可愛いし、むしろ学年の子達みんな可愛いのに私だけブサイク。 目はぱっちり二重のはずなのに小さいし、そばかすもある、

醜形恐怖症

醜形恐怖症（身体醜形障害）は、ささいな外見上の欠点にとらわれることで、多大な苦痛が生じ日常生活に支障をきたします。

自分の体には外見上大きな欠点があると思い込み、毎日何時間も思い悩みます。

外見に対する懸念が重大な苦痛を引き起こす場合、醜形恐怖症と診断されます。

特定の抗うつ薬（選択的セロトニン再取り込み阻害薬やクロミプラミン）と認知行動療法が、しばしば治療に役に立ちます。

醜形恐怖症の人は、ささいなものであるにもかかわらず、自分の外見には大きな欠点があると信じ込んでいます。外見的な欠点と思い込んでいる部分にとらわれるあまり、特定の行動（鏡で自分の姿を確認する、過剰に身づくろいをする、自分と他者を比べるなど）を繰り返し行います。

醜形恐怖症は通常、青年期に発症し、女性に若干多くみられます。この病気は人口の約2～3％でみられます。

症状

本人が認識している、にきび、しわ、肌の色、顔や体の体毛の多さなどで悩みます。また、鼻、眼、耳、口、胸、脚、尻といった体の部位の形や大きさが悩みの対象になる人もいます。

醜形恐怖症の人のほとんどは実際には自分の外見が正常であることに気づいていません。