女「あたいはこの先どうすりゃよいのやら(-o-)」 男「あ？頭イったか？お…

女「あたいはこの先どうすりゃよいのやら(-o-)」

男「あ？頭イったか？お前。んなもん知らんがな」

女「あー、冷たいじゃんよー」

男「いやいや、俺ほど心の温かい男はいねぇよ(笑)」

女「あたしゃねぇ、ただ淋しかったんだ」

男「…」(スマホいじり)

女「聞いてやしない」

男「腹減った…飯奢ってくれ」

女「はぁ？」

男「牛飯でいいけんね(*￣∇￣*)」

女「チッ(--;)」

男と女、牛飯屋に入る

女「アンタは大盛り生卵付きね…あたしは並みでいいや」

店員「へい、毎度」

女「アンタ、一体どういうとつもりがあっ」

男「あ？」(スマホいじりながら生返事)

女「男のくせに女に奢らせるなんて恥ずかしくないのがあっ！」

男「は？今時なに言ってんの？昭和の女かよ、めんどくせーなw」

女「昭和の女やない、あたいは平成の女！」

男「うるせー、黙れ(笑)」

女「はぁぁ〜」

男「…」(スマホに夢中)

店員「大盛り生卵付きと並み盛り、お待たせしましたぁ！」

男「お、きたきた」

女「さぁ、腹一杯食いな」

20分後、男と女、店を出る

男「はぁ〜食った食った！ごっつぉさん」

女「どー致しまして」

男「どーする？」

女「んー」

男「しよ(^@^)」

女「は？」

男「sex(≧∇≦)」

女「…(-_-;)」

男「いいじゃん」

女「腹一杯になって食欲が満たされたら、今度は性欲かよ」

男「食欲、性欲は人間の二大欲求やん(笑)」

女「何が二大欲求よ、ふざけないで頂戴。あたしはね、餌さ与え係りでも、娼婦でもないのよ！？(怒)」

男「なに怒ってんだよぉ、誰も娼婦だなんて言ってねーべや」

女「ざけんな、アホ」

男「生理中かよ？」

女「違う！(怒)」

男「じゃいいじゃん、お前んちでエッチしよーぜ」

女「うちで！？」

男「一人暮らしなんだから問題ねーべ、ホテル代もったいねーし」

女「ふっ、あたしもずいぶん安く見積もられたもんね」

男「いいから早く行こうぜ？」

女「しょうがないなぁ、分かったよ！」

男「やた！」

女のアパートに到着

女「ちょっと部屋片付けてくる」

男「いいよ別にぃ」

女「すぐだからちょっと待ってて！」

男「チッ」

女、部屋に入りドアを閉める
男、廊下でタバコ吹かしながら待つ
しかし5分、10分と時間が経っても、女は一向に出て来ない

男(おせーなー、いつまで待たせんだよ)→チャイムを鳴らすが女は出ない
男(あれ？おかしいな)
携帯を鳴らしても女は出ない

男(クソッ、あの女、騙しやがったな！チキショー)
ムカついた男はドアを思い切り蹴飛ばし、女のアパートを後にした

女は、立ち去る男の様子を窓から見ながら、「さまーみろ、クソ男がっ！バーカ」とほくそえんだ
女は(誰がお前なんかとエッチするかっ)と思った
エッチ出来ると思って深夜にノコノコ女のアパートに来て、結局、ヤレずじまいでトボトボ歩き出す男の無様な姿が女には愉快だった

• 共感！2

• ウォッチリストに追加