死刑制度は廃止でいい、その代わり、目鼻潰して耳削いで、声帯潰して、手足切断して釈放、 ってなった場合、死刑の方がマシか。

さるべき業縁をもようせばいかなる振る舞いもすべし。

親鸞の言葉です。

誰しもある状況や環境に置かれたとき、人を殺してしまう事もあるんだよ、という意味です。

死刑囚になった方々にも、やらなければならない理由や原因があります。
自分ではどうしょうもない生まれや、育った環境等で心が曲がってしまったのです。

彼らの多くは酷い環境で育った、ある意味被害者なのです。

その彼らを殺すだけで正義と言えるのでしょうか？
もし、あなたが彼らの環境で産まれていたら？
あなたが死刑囚になっていたかもしれません。

痛め付け殺したところで何も解決しないのです。

大切なことは、罪は償うとしても、彼らを許す事。

許し、原因を追求する事です。

許す事から以外、何も始まりません。