高三、自分の将来も決まっておらず大学に行く目的も決まっていないのに一年をかけて勉…

高三、自分の将来も決まっておらず大学に行く目的も決まっていないのに一年をかけて勉強する気も起きなかった。加えて今年までは部活三昧で一ミリも勉強をしてこなかったので、七日前に引退を迎え、生きる目的を見失ってしまった。大学に入ってこのまま吹奏楽を続けることも考えたが、中学高校と強豪に入り、1年間の休みがわずか1週間程で、とてつもない縦社会で、顧問と先輩は鬼という音楽人生を歩んできたせいで、少し嫌気がさしていた。そういう理由で大学でも音楽をやる気はなかった。
なんの目的もなく堕落する大学生活を過ごす気もなかった。悲観的であるのはわかっている。
その原因をとりあえずまとめておきたい。
父がトラウマだった。幼い頃から俺は結構な暴力を受けていた。その理由はさまざまだった。ご馳走様が言えない、お昼ご飯のお駄賃のお釣りで勝手にアイスを買う。塾の成績が悪く、理由を言及された時にどもってしまう。などなど、確かに怒られるべきはずのことではあるのだが、すごく怖かった。反抗期などあろうはずもなく、保育園児の時から父に怒られないために顔色を伺い、常に逃げ道を探す生活をしてきた。父は圧倒的な自信を持っていたのだ。確かに父は多才で、料理、芸術、特に仕事は天才的に出来ていたため、大手食品企業に就職し家族4人を支える大きな大黒柱の役目は果たしていた。青年期の経験からか、普段は家族団欒の場を大事にしギャグなど場を和ませることも言うのだが、常に態度は俺や姉より圧倒的に上で、反抗なぞすれば暴行に加え、金銭の面でも
｢出てけ」｢高校辞めろ」｢大学行くな｣などとおどされる始末。この脅しは半分脅しではなく、平気で高校に辞めるという電話をするし、死にたいと言った時は、森で目立たないように死ねよという応答、家出をしても絶対に探さず心配など毛ほどもしてないと見える態度で最終的には、こちらから土下座でも何でもして謝るしか無かった。つまり俺は死ねないから生きていた。
高校に進学する際、
「お前は義務教育を終え、これからは居候と変わらない1人の人間として扱う。だからお前が高校に行くなら俺を投資させるだけの理由を持ってきて納得させろ。｣と言われた。
至極まっとうだが、そのノルマに戸惑ってしまった。しばらく考え、見つけた逃げ道が部活だった。俺は恐る恐る言った、部活をやるために高校に行かせてください。毎年全国大会で演奏を聞かせます。許可が出る。幸いにも中学も強豪だったし、音楽も部活も好きだったためそこに自分の意思の反抗はなかったが、そもそも何か生きる目的もなく生きている事は、直接的には言われなかったものの、この家では父の逆鱗に触れる行為だったため、中学生の時に選んだのが音楽という部活だった。
ただ、部活は激動に満ちていて生きていることを実感し、仲間の存在は俺を生かし、ただひとつの居場所を与えてくれていたのは確か。
しかし、今それさえも、それでさえ、たったひとつの居場所でさえ恐れる父からの逃げ道であったことを再確認し、悲しんでいる。
父から逃げて就職するしかないのだろうか。その人生は生きるに値する人生なのだろうか。諦めたい。。。。。父に怯えて父の金で大学に行かせて貰った方がいいのだろうか。誰か教えてほしい。
もっと酷い生活を送っている人も認知しています。僕は傲慢でしょうか。この悩みは贅沢でしょうか。

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