小学校の頃のことだけど、 校外学習でバスに乗った時、おやつの時間でいろんな人の…

自分も小学生の頃、すぐに車酔いするタイプで遠足のバスの中で吐いた事があります。
すごく恥ずかしくて、情けなくて、苦しくて、本当に辛かったです。
更にトドメを刺されたのは担任の先生で、オバサンの先生でしたが相当冷たい態度をされました。

「なんで吐くまで言わなかったのッ！？」
と、気分が悪いのにきつく説教され、自分では何もせずにビニール袋に吐いたものはクラスメートに処理させてました。

バスの席順は五十音順だったので、席が遠い仲の良い友人達は苦しんでる私を助けられず、一生懸命声だけ掛けてくれてました。

しかし、自分の前の席に座っていた、普段はそんなに仲良くない人が、ものすごく親切に助けてくれました。
吐いたビニール袋を嫌な顔せずに処理してくれて、「冷たいお茶を飲んだら楽になるよ！」と分けてくれたり、「また気分が悪くなったらすぐに自分に言ってな！」と言ってくれたり…。

怒るばかりで何もしてくれない担任とは天地の差でした。
まさに捨てる神あれば拾う神ありでした。

しかもそれだけでなく、観光スポットに到着してみんなバスから降りて見学に行く時、まだ私は気分が悪くて動けませんでした。

担任の先生は「気分が悪いならバスに残ってなさい！」と怒りながら言いました。
気分が悪いとは言え、私は一人でバスに残される事に抵抗があったので、何とか無理して行こうとしました。

普段仲の良い友達はそんな私を気遣って、一緒にバスに残ると言ってくれましたが、担任はそれを許しませんでした。

そこへ先ほどの親切な子が、
「先生！自分、ここには親と来たことあるけん！自分は行かんでもええよ。それよりまた○○(私)が吐きそうになったら大変やけん…。自分はバスに残ってもええ？」と言いました。

担任は私がまた吐いたら大変なのは分かるので、渋々それを許可しました。

本当に助かりました。
その子が一緒に居てくれるだけで気分が楽になりますし、惨めな感情も和らぎました。
自分の子供達が大きくなった今でも、当時の記憶は鮮明に残っています。

勿論、その人とは今でも親友です。

苦い想い出の中にも、そういう掛け替えの無い出来事もあります。
心配でしょうけど、きっと助けてくれるお友達もいますよ。

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>> 1 エピソードありがとうございます。
素敵なお友達ですね！
なんて優しいの！！！見ていて涙出ちゃった。

それに引き換え担任のおばさん！！！！！！
でも私の時代もいたなぁ、そうやって怒るおばさん先生…。
そういう大人にはなるまいっていう反面教師になりますよね。

そうですね、楽しかった思い出話が聞けることを願って待ちます！

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