AとBの情報がある場合、どちらかが真実でどちらかが嘘だよね。

大多数の日本人はテレビを信じる傾向にある。多数派が正解だと思い込んでるから。
そこでテレビが正解はAですよと報道すると、大多数の日本人はAを正義とし、自動的にBを悪に見立てて攻撃し出す。嘘にしか見えなくなってしまうから。

人間って自分が信じているものがそのまま目に映るように出来ていて、一旦Bが悪だと思い込んでしまうと、どれだけBの説明が正しくとも耳すら貸さなくなる。
テレビを正義と決めてしまうと、どれだけ矛盾だらけでも疑うこと自体が間違いとし、疑問すら持たなくなってしまう。
これはテレビに限らず家族や友達や会社の人などでも起きてる人間関係の悩みもそう。

この人間の持つ性質を、我々をコントロールしたい連中はよく理解していて、巧みに利用してるんだよ。

真実に辿り着くには普通AとB、両方検証しなければならないよね。
なのに、テレビがAと唱えれば、絶対的な角度からBを陰謀論と決めつけてしまうなんてのは、その判断自体が異常。洗脳に犯されてると見るべき。

逆に、テレビが自分たちのことを信じて欲しいと策略を練っていた場合、Bに対して"こいつは陰謀論者だ！"とネット工作をし、嘘つきのレッテルを貼れば、それだけで大多数の日本人はテレビを神と崇めてくれる。魔法だね。

人々を騙したい連中が陰謀論という言葉を巧みに利用して、自分たちが優位になるように誘導してるとしたら、Aに持って行きたい連中にとっては魔法の言葉。たった数十人でも大多数の日本人をコントロール出来るから。

本来、皆んながこうして会話している言論空間に、真実を追求する人が沢山いれば陰謀論というワードは存在しない。反対意見も聞いて筋道を探求すればいいだけの話だから。
それを陰謀論と決めつけて切り捨てるのは、片方に持って行きたいという誰かの意思が働いてる証。
つまり陰謀論という言葉を使ってBを排除する動きがあるなら、その連中こそが陰謀を唱えている可能性が高いということ。

ともあれ、AなのかBなのか、何が真実なのか何が嘘なのかと頭を悩ませるより、まず自分がコントロールされてることに気づくことが何より重要です。
頭が汚染されてたら何万年経とうと真実なんて見つからないからね。まず自分から、それが虚偽を見破る為の目を養う方法。