子供の時にもののけ姫を鑑賞して以来ずっと好きなのですが、幼い頃は単純にサン＝正義…

子供の時は映画館で観て怖かったですが、いまではジブリで1番好きな作品です。

森からしたら人間は悪だし、人間からしたら森を開拓していかないと生活できないです。
現代社会でも、山から町に熊が降りてきたら猟師が退治しますよね。
我々は完全にエボシ側です。

というか、平成入って勧善懲悪の作品の方が少ないです。

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ジコ坊はわりと悪人だね。
いい人っぽい所がまたイヤらしい。

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そこまで考えられるなら
人物になりきって考えると良いんじゃない
サンになりきる
エボシになりきる
総合的に見てなにが悪なのか考える！
俺は内容全部覚えてないからなんとも言えない
けど主さんは覚えてるんだよね！
なら人物になりきる事によってわかるじゃない？

俺的には共存する事が大事と考えます
命を奪う事は悪と言える
自分達の都合ってのが気に入らないかもね

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仰る通り立場によってエボシの捉え方も変わりますね
エボシはエボシの正義がありサンはサンの正義があります
正義というのは私の中では自分の信じる正しい事
みんな自分が正しいと思って生きてるんですよね
みんな自分が正しいと思ってるなら対立するしかありません
でも正しい事を信じてるというのは逆に言えば何が本当に正しい事なのかわからないという事でもあると思うんですね
この世に絶対的に正しい事があるならそれは信じる必要はなく誰しも納得して共有すればいいだけですから
でもそれがないから各々の正義の中で生きるしかないのですね
私は正義というのが嫌いで
正義よりも何が本当に正しい事か「わからない」という深い自覚からでしか相手を尊重する事も争いを無くす術もないと思っています
そういう意味ではこの世の争いの原因は悪ではなく無知に対しての無自覚だと私は思いますね
つまりそれが本当の無知であり
それにより悲劇が生まれると
この世にあるのは善悪ではなくなるようになるという法則だけだと思います
あのシシガミというのはその自然の法則そのものであり
それをこちらがどう扱うのかによって結果が変わる
つまりなるようになる
ただそれだけだと思います
勿論こちらの映画の作者の意図は私にはわかりませんが
映画を観てて私なりの勝手な感想を書かせて頂きました
ちなみに私はエボシは好きですね
私の中では信長に近く
信長は自分の好きなように生きて最後明智光秀に殺される時も「是非に及ばず」と言って死んでいきました
同じような境地ですよね
何が正しい事かなどはわからないが自分の信念に従って行動し
結果的にそれが間違ってたとしても本人が良い意味で何かの為にと思って生きてきた事は確かであり
それは本人の中では悪ではないですよね
そして是非に及ばずの覚悟で生きてるようにも見えるし
その潔さが垣間見れてとても好きなキャラクターです

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