死後の世界があるというお答えを頂き、行き先は皆違うとおっしゃられました。それは全…
死後の世界があるというお答えを頂き、行き先は皆違うとおっしゃられました。それは全ての人の行いを全部見ている人がいて、その人たちが私たちの行き先を決めているのでしょうか?
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薬師経に書かれている倶生神ですね。
それは仏教が中国を経由する時に
付け加えられた設定です。
善業、悪業の記録は魂本体である阿頼耶識に刻み込まれます。
その蓄積により自動的に行き先が決まります。
閻魔はただその結果を伝えるだけです。
倶生神は阿頼耶識の役割を擬人化したものです。
よく言われるのは、閻魔の庁にある「閻魔帳」にすべて記入されていて、閻魔大王がそれを見て行き先を決めるのだ、と。
7日ごとに取り調べがあって、その際に法要を営むことが嘆願になるなのだ、と。
そしてそれぞれの日に弁護に当たってくださる仏さまがおられるのだ、と。
また、現世にいる縁者が善い行いをすると、その善行が亡くなった方の罪を軽くする、それが追善である、と。
私はそう聞いて育ちました。
仏教では自らの魂に刻まれた業によって行き先が決まります。
監視者などいません。
行き先を決める誰かは自分だけです。
業とは原因です。必ず結果が出ます。
全般的に育む行為が善い業。
破壊行為が悪い業です。
仏教では7日ごとに計7回の裁判が行われます。前提として、人は産まれたときから両肩に神様が乗っていて、その神様ふたりが良い行いと悪い行いをどれだけしたか監視しています。
・最初にチェックされるのは殺生の有無です。これによって三途の川をどうやって渡るか決められます。重い罪を犯すと急流です。罪が軽ければ橋を渡らせてもらえます。
・次は服を剥ぎ取られて、木の枝にかけられます。罪が重いほど服も重くなります。そして、盗みの罪について調べられ、あの世で過ごす心構えなどを教えてもらいます。
・浮気や不倫の罪を暴かれます。もし、そういう罪を犯していたら化け猫に襲われたり、ヘビに巻きつかれたりの罰を受けます。この時点で反省しなければ地獄に落とされます。
・でかい天秤に乗せられて、嘘をついたかどうか調べられます。片方には重い石が乗せられており、人の方が軽ければセーフ。嘘つきだと石より重くなってしまいます。
・ようやく有名な閻魔大王の登場です。生前の行いを写し出す鏡を持っており、それを見てどこの世界に生まれ変わるか決まります。
・生まれ変わる場所や立場について詳しく決定されます。たとえば人間に生まれ変わるにしても、金持ちの家と貧しい家では違いますよね?
・最終判決です。生まれ変わったら男女どちらになるか、寿命もここで決まります。
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