第４話

『高橋先生、やっと雅也君に会えたよ…』
雅也君…彼女が僕の名前を口にした。
もう一度写真を見た。
やっぱりだ。写真に写る今よりも昔の彼女が着ているのは僕と同じ中学の制服だ。
『先生ずっと気にしてくれてたもんね。でも大丈夫。昨日は会えたことが嬉しくて泣いちゃって自分でも訳わかんなかったけど、今度会ったら勇気出して聞いてみる。あの時の約束覚えてる？って』
約束という言葉が僕を８年前へ連れて行く。
内藤有希。彼女は中学１年の時、両親を事故で亡くした。それ以来担任だった高橋先生が親代わりだった。
そうだ、そして彼女に恋をしていた僕は有希の前で先生に言ったんだ。
『大人になったら僕がこいつを幸せにします』
2007年に帰ってくると、大人になった有希がいた。
『覚えてるよ』僕は言った。
『あんなに自転車で走るなんてどうかしてるよ』有希が笑った。
みなとみらい、僕の未来。
８年前の小さなつぼみが今、開き始めた。

おわり…です😁
結果は先行のベストセラー芸人チームが勝ちました😉

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No.3 2008/01/17 10:24
匿名希望1 ( 20代 ♀ )

再レスです😁ダンナがビデオ撮ってたみたいです🌼
では第３話からいきます😉

翌日、気が付くと僕の横には彼女の寝顔があった。もちろん彼女とは何もなかった。
ただ、昨日の彼女を放ってはおけなかったんだ。
結局、観覧車に乗った彼女は一言も喋らなかった。
そればかりか降りると再び号泣し出しその場にうずくまったのだ。
涙の理由は全く分からないまま、とりあえず彼女を落ち着かせるために僕の家に来たのだ。
僕が目を覚まして間もなく彼女も起きた。
しかし昨日とは人が変わったかのように丁寧に『ご迷惑をおかけしました』そう言って、家を出た。
すると床には一枚の写真が落ちていた。彼女の忘れ物だ。
その写真を見た僕は気が付くと彼女の後を追いかけていた。
電車を何度か乗り継ぎ、僕は遠目に彼女を尾けてしまった。
そして、彼女が到着したのは都会から離れたお墓だった。
お墓の前で、彼女は泣き崩れる。
僕の握っていた写真には彼女が写っている。その後ろには観覧車。そして彼女の横には僕の知らない男性が。
僕はゆっくりと彼女の元へ歩く。

第４話は次へと続く…

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No.2 2008/01/17 08:15
お礼

>> 1 ありがとうございます～💦☺
おかげ様でスッキリしました😍
観覧車は思い出か何かだったんですね😊
どっちのチームが勝ちましたか➰⁉

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No.1 2008/01/17 07:52
匿名希望1 ( 20代 ♀ )

えっと…そのお墓は中学の時の担任の先生のお墓のようです。
女性の両親は亡くなってて、その先生が両親代わりの存在でした。
主人公と女性は同級生で、ひそかに片思いしていた相手。
ある日の放課後、教室に戻ってみると泣いている女の子と慰める先生が。
それを見て、主人公は先生に『大人になったら、僕が幸せにします❗』と宣言。
それをお墓に向かって話しかける女性を見て思い出し、幸せにするよ…と言って、女性が微笑む…って感じだったような😣
覚えてることが、曖昧なので、微妙に違うかも😱ちなみに、写真にうつってあったのは、少女時代の女性と先生のツーショットです。