大手掲示板でよく見かける書き込み。

私は、家庭が厳格でした。

学生時代、男女交際禁止。

昭和１桁生まれの父親が、世間で言うところの聖職に就いていて、世間体を気にしていたことに加え、叔父(父親の弟)が若い頃、女性関係の問題があったことも、私に対する男女交際の規制に拍車をかけていました。

親は、私をこうして純粋培養し、世間で言うところの適齢期になったら家系のシッカリした、いいところのお嬢さんと、お見合い結婚させるつもりでいたようです。

当然、私の結婚相手が処女であることは、絶対条件の１つになっていたはずです。

しかし、私は未だに女性とはまともに口がきけません。

当然、適齢期？になっても、お見合いどころではありませんでした。

その頃、既に私は、自分の生活全般が、身辺に女性(女性の友人、恋人など)がいないことを前提としたものとして、確立されてしまっていたのです。

私は、その頃から結婚も恋愛願望も全く無く、１人でいないと生活ができないようになっていました。

今だに私は独り身です。

今、年老いた私の父親は、私にお見合い話を持ち掛けてきますが、私にはその気は全くありません。

顔を会わせる度にお見合い話を持ち掛ける父親がすっかり嫌になり、今では親子間に、深い溝ができました。

親世代では、こうしたことは、無理なく普通にできたことなのかもしれませんが、今の時代ですと、若い頃から適度に異性との交流がないと、適齢期？になって形式的？にお見合いなどしても、結婚自体、不適格な人間になってしまうようです。

こうした観点から考えても、やはり「処女」へのこだわりなど、現実的ではないのでしょう。