あれ、知らない携帯があるぞ…

何時間か経ち、荷物を車に乗せれるだけ乗せた。さすがに一日じゃ全部は片付かなかった。私は「後の荷物は○○がいないときに取りに来るから。お互い会ったら辛いからね」彼は頷いた。車に乗りエンジンをかけたとき、本当に終わるんだ・・・この人とお別れなんだ、と実感して泣きそうだった。向こうも目に涙をためていた。「もう女の人を泣かせちゃダメだよ」と言うと黙って彼は頷いた。「じゃあ・・・」そして発進させ、ミラーを見ると見えなくなるまで彼はいた。しばらく走ると車を止めた。実家に連絡をした。「お母さん？」「○○？どうしたの？」「ごめん、今から帰るの、夜中にごめんね」母は「え～？なんなのいきなり！○○くんは？」私は黙ってしまった。母は「・・・・そっか、事故に遭わないように気をつけなさい。なんでだか、あんたの好物のビーフシチュー作りすぎたの。帰ったら食べる？」「こんな夜中に？（笑）明日食べるよ」「ふふ、早く帰っておいで。」電話を切ると私は泣いた。母には何でもお見通しだ。私は彼と別れた。すぐ家を出たのは、いるだけ辛いから。きっと時間が経てば許してしまいそうだったから。

こうやって私のくだらない悩みを親切に聞いて下さったみなさんありがとうございました。心配だ、同じ経験があるなど書いてくださった方。そんなやつ！とかいてくださった方。初めて悩みを投稿しましたが、救われました。ありがとうございました。